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2005/03/18

自由貿易協定への抗議行動に対する弾圧に対して現地新聞に意見広告

 グアテマラでは、10日に米国-中米-ドミニカ共和国の自由貿易協定(CAFCA)が議会で承認されました。その前後グアテマラでは各地で抗議行動が行われていますが、それに対して治安部隊による暴力的な弾圧が繰り返されています。14日から国内各地で継続的に抗議行動が行われていましたが、15日にウエウエテナンゴ県コロテナンゴでは、治安部隊による発砲で1名の死者と負傷者がでました。
 現在のベルシェ政権になってから、土地問題や鉱山開発問題、今回の自由貿易協定に関する問題などで政府に抗議するグループや個人をおしなべて犯罪視するようになっており、軍や警察を動員して暴力的な弾圧を加えています。
 こうした事態に対して、米国のグアテマラ連帯組織とも連携しまして、グアテマラの新聞プレンサ・リブレ紙に火曜日に以下の内容の一面の意見広告を掲載することを検討しています。

 現在日本時間21日(月曜日)夜11時を期限としまして、賛同団体を集めております。 
 賛同団体は団体のスペイン語名もしくは英語を連絡ください。(賛同金はだいたい5千円から1万円と考えております) 
 
 開発と権利のための行動センター
 青西靖夫
 cade-la@nifty.com
 現在までの賛同団体
 
 中南米と交流する京都の会
 開発と権利のための行動センター
 日本ラテンアメリカ協力ネットワーク
 

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意見広告ドラフト(日本語仮訳)


グアテマラと国際社会に対して私たちは次のように訴えます。

自由貿易協定(CAFTA)に反対して平和裏に抗議運動を行った人々に対して治安部隊が暴力的に鎮圧したことを深く危惧します。
 特にウエウエテナンゴ県コロテナンゴ、プエンテ・ナランハレスでは抗議行進を行っていた農民に対し治安部隊が発砲し、死者と負傷者が出ました。私たちは犠牲となった人たちとその家族に連帯し、このような暴力行為を非難します。そして事件を究明し責任者を裁判にかけるように要求します。

グアテマラ政府は米国政府に対しこれまで凍結されていた軍事援助を解除するように要請しています。けれども、当局による一連の過剰な暴力行為を前にして、無防備な市民に対し発砲するような軍隊に経済援助をするべきではありません。

私たちはグアテマラ政府に対して、人権と表現の自由を尊重し、反対の意思表示を犯罪視することをやめるよう呼びかけます。デモに参加している人々を無差別に逮捕したり、デモの中に分子を潜入させ暴力行為を煽動させる傾向にも強い危惧を覚えます。また抗議運動を行う人々にも、煽動にあおられることなく、穏健に不満を表明するよう呼びかけます。

私たちはグアテマラの和平プロセスを支援してきましたが、法治国家を貫き、グアテマラに恒久的な平和を築くためには、グアテマラ政府が暴力を行使せずに、社会の各セクターと話し合って問題解決を図ることが必要だと考えます。

賛同団体一覧


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