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2005/07/04

サパティスタの動向

サパティスタ民族解放軍(EZLN)の動向について

 既に日本でも報道がなされているのかもしれませんが、とりあえず簡単な流れを報告。
6月19日にサパティスタは全面警戒態勢を宣言し、サパティスタ反乱自治区の事務所などが閉鎖されました。6月20日から26日にかけて千以上のコミュニティとの集会がもたれ、今後の活動方針に関する協議が行われ、98%以上の賛同を得て、国内的そして国際的な政治方針が打ち出されることとなりました。この内容が第6ラカンドン密林宣言に反映され、公表されています。 http://216.118.105.18/ またこの新しい方向性が、EZLNから武力行使にでることを意味してはいないことも明言されています。
この第6宣言は
 全部で6部に分かれており、第1部ではこれまでのプロセスと既存の政党への不信感が語られています。第2部ではEZLNの内部的な動き、コミュニティの自治強化の取り組みなどが語られ、最後に現状を乗り越えるためには、危険を冒しても新しい動きに取り組むこと、「先住民族闘争が新たに前に進んでいくためには、先住民族が労働者や農民、学生、教員、都市や農村の労働者と団結していくことによってのみ実現される」と語っています。第3部は世界の動向の分析。新自由主義と資本主義グローバリズムへの批判と、それへの反発も同時に世界的に広がっていること。第4部がメキシコの現状の分析。新自由主義のなかで、農村で食料生産は衰退し、都市の工場は閉鎖され、メキシコは新自由主義者によって息の根を止められようとしている・・・第5部が今後への方針であり、ラテンアメリカでの新自由主義に対抗する様々な動きに言及した上で、メキシコにおいても真の左派勢力との連携を強め、新しい闘争の方向性を打ち出していくとしています。
 第6部は具体的な活動計画であるが、既に「メキシコ先住民運動連帯関西グループ」によって訳出されているので、そちらを参照して頂きたい。 http://homepage2.nifty.com/Zapatista-Kansai/第一に掲げられているのは「 新自由主義に反対し、人類のために、抵抗し戦っている諸個人や組織との相互尊重と支援の関係を緊密にする。」という点である。
また関西グループのBBSに最新の情報がフォローされています。
http://8622.teacup.com/zapatista/bbs

 開発と権利のための行動センター


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