サンティアゴ・アティトラン緊急援助配給
サンティアゴ・アティトランの状況 (10月12日 現地石川智子さんよりの情報)
今日、CONICメンバーと話したのですが、昨日サンティアゴで市長他、緊急支援の中心グループと簡単なミーティングで以下を確認したとのことです。
サンティアゴ・アティトランへの今一番の必要品は、トウモロコシとフリホーレスなど食料品である。
サンティアゴや、サンティアゴへの支援物資を運ぶ基点となっているサン・ホルヘ・ラ・ラグーナ及びソロラでは、穀物や基本物資が足りなくなってくる可能性がある。
首都他大きな市場である程度大量に購入する必要があり、これをCONICが調整して行う。
被災から1ヶ月くらいが本当に緊急のフェーズ、次に数ヶ月の危機のフェーズ、その後復興のフェーズ、と移っていくが、今の緊急フェーズに対応しながら、おそらく精神面も含めてさらに難しい次のフェーズへの計画をしていく必
要がある。
何にしても、災害を生き延びた被災者に対して、今、最低限の食料を確保しなければならない。
ということで、CONICで調整するサンティアゴ支援用資金としてこの支援を渡し、食料品購入や運搬にあててもらいます。
土砂に埋まった地区は、流行病を防止するため、遺体の発掘を保健省から禁止されました。
数日前には、「遺体をビニール袋に入れて埋葬するなど、私たちにはできない、木のお棺に納めて墓地に埋葬するんだ」という地域住民の声をラジオで聞きましたが、遺体を取り戻すことさえできなくなってしまいました。
現地協力団体のCONICから届きました、サンティアゴ・アティトランへの援助物資供給の写真などを掲載します。
◎募金先
郵便振替口座:00230-5-131472
名義:開発と権利のための行動センター
◎問合せ
開発と権利のための行動センター
E-mail: cade-la@nifty.com
http://homepage3.nifty.com/CADE/
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