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2006/02/26

グアテマラ 尊厳の日・秘密墓地発掘・戦後補償

尊厳の日・秘密墓地発掘・戦後補償

2月25日は、グアテマラの内戦犠牲者の尊厳の日です。内戦の犠牲者を悼む活動があちこちで行われたようです。
25日付のプレンサリブレ紙の記事によると内戦の被害者に対する「国家補償プログラム」は遅々として進まず、その間にも多くの高齢の被害者たちが補償を受け取ることもないままに、死期を迎えているといいます。「内戦の弾圧の当事者であった自警団が補償を受け取る一方で、(被害者である)なぜ寡婦や老人たちが忘れ去れてているのだ」という声も伝えられています。
そうした中でもこの25日には クブルコ、ラビナル、サンミゲル・チカ、サラマなどで200人の老人に補償金が渡されることになっているとのことです。
http://www.prensalibre.com/pl/2006/febrero/25/135420.html

 なお2005年12月13日のペリオディコ紙には国家補償プログラムを執行する、国家補償委員会の問題が取り上げられている。300万ケッアルの予算を持ちながら3年間で8万ケッアルしか執行できていないということである。委員会の構成員を広げたために、利害関係の調整がつかなくなったようである。この委員会は政府直轄のような形に改革されるとのことである。

2月16日 Cerigua  内戦の犠牲者28人が埋葬される。
 2月16日、キチェ県ホヤバフで1982年に虐殺された後、2004年の秘密墓地発掘作業で回復された21人の遺体が埋葬された。またチマルテナンゴ県のシェコショル村でも1981年に軍医よって殺害された7人の遺体が埋葬された。この遺体も2005年の秘密墓地発掘作業で回復されたものである。
 こうした作業を続けてきたコナビグア(連れあいを奪われた女性たちの会)のフエリシアーナ・マカリアさんは、「愛する者を尊厳のある形で、聖なる土地に埋葬することができ、彼らの精神が残された者たちに活力と平和をもたらすであろう」と語っている。
 またコナビグアでは、司法当局に対して、被害者発掘のための法的手続きを早めること、免責を撤廃すること、そして社会正義と民主主義を求めている。いまだ被害者の家族もこうした発掘のプロセスで脅迫に直面しており、寡婦や孤児への安全を保証することも求めている。
http://www.cerigua.org/portal/modules.php?op=modload&name=News&file=article&sid=3255&mode=thread&order=0&thold=02月

21日プレンサ・リブレ紙
 キチェ県ホヤバフで、内戦時に虐殺された21人の遺体が埋葬された。コナビグアのフェリシアーナ・マカリアさんによるとこのうちの18人はバケロン村の公共サロンに埋められていたという。
 トマサ・シモン・サバーラさんは次のように語っている「1981年、ここの住民がお祭りに参加しているとき、自警団がやってきて、18人を誘拐したのです。他の住民は森の中へ逃げ込みました。私の夫ともう二人の男は自警団に追いつかれ、銃殺されました。その後18人は手足を縛られたまま、拷問され、その後ナイフや銃で殺害されたのです。そして軍の命令で村の者が犠牲者を埋めたのです」。「なぜ私の夫が殺されたのか、理解できません。でもやっと夫は平和に眠ることができるのです。

 http://www.prensalibre.com/pl/2006/febrero/21/135113.html

 整理
 開発と権利のための行動センター
 青西

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ハリケーン・スタンからその後

ハリケーン・スタンからその後

2月25日 プレンサ・リブレ紙
 フォディグア(FODIGUA:グアテマラ先住民基金)は、チマルテナンゴのイシムチェでスタンの被害者に対して、地域の衣類を6000着提供。ステイン副大統領はこの席でスピーチの最初をカクチケル語で行い、グアテマラの差別の歴史、こうした物資提供に際しても文化的な適切さを配慮してこなかったことをふり返ったという。
http://www.prensalibre.com/pl/2006/febrero/25/135465.html 
 このような形で文化的な配慮がなされるとともに、先住民系ではない副大統領がカクチケル語でスピーチを行ったということは非常に大きな変化であると考えられる。

2月13日 プレンサリブレ紙
 これまでグアテマラ西部からの重要な出稼ぎ先となっていたメキシコ南部もスタンで大きな被害を受けた。特にソコヌスコやタパチューラのバナナやアフリカン・パームの栽培地に被害が出て、6万人が出稼ぎ先を失ったという。
 こうした状況の中で、ここ数ヶ月米国への大規模な労働者の移動が見られるという。
http://www.prensalibre.com/pl/2006/febrero/13/134535.html
 
 スタンは直接的な被害だけではなく、未だに貧困層の多いグアテマラ西部地区をじわじわと苦しめ続けている。

 開発と権利のための行動センター
 青西靖夫

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グアテマラ鉱山開発問題関係資料

グアテマラ鉱山開発問題関係資料
 グアテマラ鉱山関係出版物(スペイン語)
 
スペイン語ですがグアテマラの鉱山開発に関わる報告書などが公表されています。
 La Actividad Minera y los Derechos Humanos en Guatemala 2005
 グアテマラの人権擁護委員会のサイトからダウンロードできます。
 http://www.pdh.org.gt/html/Informes/especiales/mineria_y_DDHH.pdf
 
 GUATEMALA PETROLEO Y MINERIA - en las entranas del poder
 Inforpress Centroamericana の出版物です。
 こちらのサイト
 http://www.inforpressca.com/api_inforpress/director/caratula-contenido.htm
 もしくは開発と権利のための行動センターのこちらのサイトから
 http://homepage3.nifty.com/CADE/Espanol/mineriaindex.html

 開発と権利のための行動センターはWEBサイト「グアテマラへようこそ」に協力しています。
 グアテマラ関係のイベント案内などは「グアテマラへようこそ」のメールマガジンもご利用ください。
http://homepage2.nifty.com/Guatemala/mailMag.htm

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イベント紹介:3月11日(土)ジェノサイド後の社会の再編成

イベントの紹介
 
 3月11日 国立民族学博物館で次のようなイベントがあります。
 
 講演されるフェルナンド・モスコソ氏の紹介文はこちら
今回来日されるフェルナンド・モスコソ氏は、グアテマラで活躍する法人類学のリーダーの一人で、近年は虐殺の記憶をとどめるための博物館を虐殺現場の村落に建設するNGO活動に従事されています。こうした実践者との対話は、ジェノサイドのトラウマ治癒と開発援助のあり方を問う絶好の機会となると考えられます 
 (下記サイトより引用)
http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/060311.html

3月11日(土)ジェノサイド後の社会の再編成
 ─ 平和のためのコミュニティー・ミュージアム ─

■日 時 平成18年3月11日(土) 13:30~18:00
■会 場 国立民族学博物館第4セミナー室
    (本館正面より入り、階段を上って2階)
■定 員 先着80名 申し込み不要・参加無料
■主 催 国立民族学博物館

■お問い合せ 国立民族学博物館 関研究室
  〒565-8511 吹田市千里万博公園10-1 TEL:06-6878-8252 
 
 3月18日には東京大学駒場キャンパスにおいて、国際シンポジウム「暴力/ジェノサイドの記憶 - 平和構築過程におけるその意味」が開催されるそうです。そちらにもモスコソ氏が参加されるそうです。http://www.cgs.c.u-tokyo.ac.jp/ 
(2月25日時点スケジュール未掲載)
 

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2006/02/20

関西報告会 2月25日です

 グアテマラ現地報告会について

 東京では1月28日に「グアテマラハリケーン復興支援の会」の主催で報告会が実施されました。
 
 そのときの報告会は次のような感じだったそうです。
「去る1月28日(土)、JICA東京国際センターで『ハリケーン襲来から3ヶ月を経て ─グアテマラからの報告─ 』が開催されました。報告会はグアテマラハリケーン復興支援の会の主催、JICA東京国際センター、開発と権利のための行動センター後援で行われ、およそ20名の参加者がありました。
報告者の栗田さんから、グァテマラで写した写真をプロジェクターで映しながら、グァテマラ西部に広がる生々しい土砂災害の傷跡、山中に無数に見られる亀裂への不安、避難所の様子、支援が届いていない人々の話、観光産業へのダメージ、これからの食糧難への不安、総括的なコーディネート組織の不在などについて、約1時間に渡って詳細な説明がありました。その後、被災地の植林プロジェクトのDVD上映、そして参加者の自己紹介と活発な質疑応答があり、会場は熱気に包まれたまま、報告会は終了しました。」(開発と権利のための行動センター:木村よりの報告)

 開発と権利のための行動センター主催の関西報告会は今週末です。是非ご参加ください。

グァテマラ現地報告会(関西) ハリケーン襲来から3ヶ月を経て ~グアテマラからの報告~

日  時  2006年2月25日(土)  17:00~19:00 報告者  栗田桂子
場  所  タイ国料理店「イサラ」  〒663-8033 兵庫県西宮市上大市1丁目8-16
       TEL : 0798-51-8885  *阪急今津線甲東園駅から徒歩5分


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2006/02/04

グアテマラ報告会 関西

<ハリケーン襲来から3ヶ月を経て ~グアテマラからの報告~>

日  時  2006年2月25日(土) 17:00~19:00
報告者  栗田桂子

開発と権利のための行動センターでは、グアテマラでのハリケーン災害を受け、復興支援のため昨年末に会員である栗田桂子をグアテマラへ派遣しました。
つきましてはその現地報告会を下記日程で開催いたします。
当日は現地の様子を伝える写真を多数用意しておりますので、皆さんに被害の状況や現在のグァテマラの様子をわかりやすくお伝えできると思います。ぜひご来場ください。

チラシはこちらから>>>「0225.pdf」をダウンロード


主  催  開発と権利のための行動センター
      http://homepage3.nifty.com/CADE/
場  所  タイ国料理店「イサラ」
       〒663-8033 兵庫県西宮市上大市1丁目8-16
       TEL : 0798-51-8885
       *阪急今津線甲東園駅から徒歩5分

タイ料理店「イサラ」についてはこちらのサイトに情報があります。地図もあり。
http://www.thai-square.com/restaurant/shoukai/shokai_081.htm

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グアテマラ現地報告会

グアテマラハリケーン復興支援の会」主催で東京にて栗田桂子さんによるグアテマラ現地報告会が開催されました。開発と権利のための行動センターでも後援しました。また今月関西でも報告会を予定しております。

以下 栗田さんよりの報告

皆様

 1月28日のグァテマラ報告会にご協力、ご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。お礼を兼ねて先日のご報告をさせて頂きます。

 報告会はグアテマラハリケーン復興支援の会の主催で、JICA東京国際センターで行われました。まず、復興支援の会から募金活動の報告とプロジェクトの説明があり、その後、私の報告となりました。
 今回の報告では、グァテマラでたくさん受け取ってきた写真のデータを皆さんにお見せしながら、グァテマラで感じたことを話させて頂きました。グァテマラ西部に広がる生々しい土砂災害の傷跡、山中に無数に見られる亀裂への不安、避難所の様子、支援が届いていない人々の話、観光産業へのダメージ、これからの食糧難への不安、全体を見てコーディネートできる組織の不在など・・・ わずか1時間弱の報告でしたが、グァテマラに何らかの形で関わってきた人たちが多かったため、積極的に質問も出ました。
 そのあと、復興支援の会で作成したサン・マルコス県テフトラ市での小さなハートプロジェクト(被災地に植林するプロジェクト)のDVDを上映し、参加して頂いたひとりひとりに自己紹介と感想を話して頂きました。私の大学時代の友人3人を除き、他全員が何らかの形でグァテマラに関わり、そして現在も国際協力分野で活躍している人も多く、高い関心を持って参加頂いたことがわかりました。私の友人たちも興味を持ってメモなど取りながら聞いてくれました。
 やはり日本国内では情報が圧倒的に少なく、一体現地はどうなっているのか、それを知ることができてよかったとの感想が多く、写真を多用したことも好評でした。私自身も行くまでは情報が少なくてイライラしたこともありましたので、皆さんの気持ちがよくわかり、そしてそのいらだちを少しでも解消し、改めて支援の気持ちを持って頂けたことはうれしいことでした。

 普段、個人的に「みるぱ」で動いていますが、一人でやっていることが多いために、高知ではグァテマラを知らない人がほとんどですし、国際協力に対する意識も低く、自分だけが空回りしているような錯覚に陥ることがあります。でもこうした機会を頂いて、普段から関心を持ち、行動をしている人たちに出会うと、本当にたくさんのパワーをもらって、私自身もやる気を取り戻すことができます。

 今回、本当にたくさんの人たちのものすごい協力によって東京での講演会を行うことができました。ここに改めてお礼を述べさせて頂きます。そしてこれからもグァテマラのために、できることから取り組んでいきましょう。簡単ですが、これを報告に代えさせて頂きます。

 なお、2月25日には下記日程にて神戸での報告会も決定しております。お近くに友人・知人のいらっしゃる方はぜひお伝え頂きますよう、お願い致します。


<ハリケーン襲来から3ヶ月を経て ~グアテマラからの報告~>
日  時  2006年2月25日(土) 17:00~19:00
講  師  栗田桂子
主  催  開発と権利のための行動センター
      http://homepage3.nifty.com/CADE/
場  所  タイ国料理店「イサラ」
       〒663-8033 兵庫県西宮市上大市1丁目8-16
       TEL : 0798-51-8885
       *阪急今津線甲東園駅から徒歩5分

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