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2007/02/19

迷走を続けるスタン被災者移転先問題(グアテマラ・アティトラン)

スタン台風からその後

 サンティアゴ・アティトランの住民組織によると、スタンで被災して仮設住宅に生活をしていた30家族が2006年12月より建設が中断された定住用住居に居住を開始するとともに、グアテマラ政府に対して尊厳ある生活を確保するために、この建設中断の定住用住居の工事を再開して一時的な居住を認めることを要求しています。

 この住民グループによると、大統領が2006年5月には提供できると約束していた定住用の住居はいまだ建設すらされおらず、「購入した」と喧伝していた移転先の土地すら実は交渉中であり支払いすらなされていないとのことです。
こうした中で30家族は、これ以上布張りの仮設住宅に住み続けることは、人として尊厳ある生活をすることを損なうものであり、まるで犬やゴミのように扱い、放置していると訴え、政府に対して、一時的に建設中断中の定住用住居での生活を認めること、適切な食糧援助を確保すること、問題解決のための委員会の設置を求めています。

注)この建設中断中の住居は、被災後すぐに教会より提供された土地に建設が開始されたものであるが、被災地に隣接しており、再度罹災する危険があるとのことで、建設が中断され、その後代替地の確保が進められていたものである。既に壁等はできており、トタン屋根を載せれば生活に利用できるような状態である。
 また仮設住宅については、数ヶ月の短期の利用のために設置されたもので、一年以上が経過し、居住環境の劣化が報告されている。

関係記事
  http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2007/01/post_318f.html 
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/cat4745722/index.html


 移転先確保の問題は非常に遅れており、被災住民としても政府の対応がはっきりしないままに、振り回され、身動きが取れない状況が続いているように思われます。何かしら可能な協力があれば検討していく必要もあるかと考えています。

 開発と権利のための行動センター
 青西  


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