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2007/03/30

先住民族大陸会議 チリのマプーチェ民族の声

先住民族大陸会議 チリのマプーチェ民族の声


バルディミール・パイネクーラはチリのラフケンチェのテリトリーの若いリーダーであり、第三回大陸会議に参加しているマプーチェ組織の派遣団を代表しています。そのインタビューが次のサイトに掲載されていますので、抄訳します。
http://movimientos.org/enlacei/cumbre-abyayala/show_text.php3?key=9610

「ブラジル、ベネスエラ、ボリビア。エクアドルにおける動きは、先住民族組織や運動体が政府機関に参加する可能性を開きつつあります。500年にわたる闘争の後に開きつつあるスペースを利用しなくてはなりません。」

 チリにおいて、政治権力へのアクセスについてどう考えますか?

 チリでは先住民族の、マプーチェの政治的な権力への参加はゼロだと言えます。今日、スペースは開かれた、といいますが、それは相談を受けるだけの参加であり、与えられているだけで、真の参加ではありません。実効的な参加のためのスペースを開いていかなくてはなりません。マプーチェが6割を超える自治体もあるのです。しかし地方政治にすら、首長や市会議員にすら先住民族の参加はありません。第9州にはマプーチェ人口が集中していますが、マプーチェの権力当局者はいません。その点でチリは遅れていますし、マプーチェの参加のための制度は開かれていません。
 
 先住民族の参加という点でバチェレ政権に対して何を望みますか?

 バチェレは大統領に就任したときの、また選挙中のマプーチェに関わる約束のすべてを果たさなくてはなりません。憲法上の承認、169号条約の承認。そこから真の参加のスペースが開くと考えます。来年また選挙が来ます。そこにはマプーチェの参加のスペースが開かれている必要があります。


 この先住民族大陸会議において、国際的な文脈でチリについて、またマプーチェの闘争についてどのようなイメージを持たれていると思いますか?

 チリでは最近になってやっとこうした参加のスペースが開かれてきたに過ぎません。ですからマプーチェのテーマというのは他の先住民族の経験と較べて明確になっていませんし、十分に勘案されてきませんでした。ボリビアの外交官と話しをした際にも、マプーチェの抱える問題について十分な情報を持っていないこともがわかりました。外交の中で様々なことがあるのはわかりますが、先住民族の外交官がチリのマプーチェの抱える問題についてあまり知らないというのは、私たちが適切な活動をしてこなかったともいえるでしょうし、そのために十分な資源がなかったともいえます。
 
 国際的な枠組みではもう少し進んできているように思います。マプーチェの抱える問題を伝えてきた、ラテンアメリカで知られている偉大な指導者もいます。しかし地域的な対立が、私たちの課題が国際社会で取り上げられるのを妨げている点もあります。マプーチェの偉大な指導者たちは、「私たちの問題を議論しよう。しかし外にむけては明確な提案を提起しなくてはならない」と言うべきなのです。私たちよりも先行している先住民族もいます。彼らはよりはっきりした行動計画を有しています。私たちは列車に乗ろうとしているのです。その列車の進む先々に見合った提案をしていくことです。
  
 こうした集まりに参加することは、国家と新しい関係を構築する上で役に立ちますか?

 こうした集まりに参加することは、地域的な運動でえられるものとは異なる見方を与えてくれます。またこうした会議は地域の運動や国に対して影響を持ちうる力のある成果をもたらすことが必要でしょう。例えばチリはいまだILO169号条約に批准していません。この先住民族大陸会議を通じて、チリに対して条約の批准を求めること、憲法上での先住民族の承認を求めていくことを願っています。この大会が運動を生み出していくものと思っています。これまでの国家のあり方にはもううんざりしています。これまでとは異なる新しいことが必要なのです。

 今回の先住民族大陸会議で気がつく点はありますか?

 この会議に参加しているリーダーたちの成熟した姿、取り組むべきテーマに対する真摯たる態度。こうした姿が私たちの運動を強化することにつながると思いますし、ボリビアのような社会的な変革につながるのだと思います。
  
  沿岸地域に先住民族のスペースを確保しようという法案(チリ)の話しは今回の大会での議論に寄与すると思いますか?
 
 私はこれまで参加してきた国際的な集まりではこのテーマを訴えてきました。先住民族にとって自然資源の利用という視点からもこの提案は重要なものと考えています。私たちは海に焦点を当てています。なぜなら他の物が私的所有権に委ねられてきたように、いずれ海も同じ局面に立たされるでしょう。こうした点で私たちはこのテーマにおける先駆者になっていると思います。
  

 今回の会議のスローガンは「抵抗から政治力へ」となっていますが、今日、抵抗と政治力のどちらに近いと思いますか?

 先住民族は大きく前進してきましたし、これまで十分に抵抗を続けてきました。これからはどのように政治的な権力を確立し、それを適切に運用するかが重要でしょう。
 以上


チリのマプーチェのおかれた状況については、2003に発表されたロドルフォ・スタベンハーゲンの報告書が参考になります。
国際連合人権高等弁務官事務所の次のサイトから
http://www.ohchr.org/spanish/issues/indigenous/rapporteur/#countryもしくは直接したのアドレスからダウンロードできます。
http://daccessdds.un.org/doc/UNDOC/GEN/G03/170/94/PDF/G0317094.pdf?OpenElement

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2007/03/29

「自然を金儲けのために使うことが、気候変動を引きおこすのだ」と先住民族は告発

第三回先住民族大陸会議の報告などの抄訳です。

「自然を金儲けのために使うことが、気候変動を引きおこすのだ」と先住民族は告発。

 第三回先住民族大陸会議において、先住民族は自然を商品として扱うことを告発し、「母なる大地」を保全すること、先住民族のテリトリーを守ることの重要性を訴えている。
 グアテマラのロドルゥフォ・ポコップは「また自然の利用は敬意に基づくべきであり、また私たちの子どもたちの未来を保証する均衡を探すべきである」と問いかけている。
 また自然「資源」ではなく、「資産」、「富」という言葉に言い換えるべきではないかという議論もなされているという。
 http://www.iiicumbreabyayala.org/news/2(アクセスできない模様)

 「権力のシステムを改革しない限り、先住民族の政府はありえない」

 「民主主義:国民国家と先住民族」と題されたフォーラムにおいて、グアテマラのデメトリオ・コフティは、先住民族の「開発審議会」や自治体政治への参加によって政治的な権力を得たということはできない。それは支配的なグループを益するために作られている装置や方を利用しているにすぎないと発言。地方自治体を先住民族が率いることはできるが、そうした地方自治体の方向性を定める現行規定は伝統的に排除的性格を有しており、先住民族が自治体の首長を担っても、それは地域の政治的な権限を確保したことにはならないだろうとの問題提起をしたとのこと。
 http://www.cerigua.org/portal/Article8597.html

 上記二つのサイト以外に、こちらにも大陸会議のレポートが掲載されています。
 http://movimientos.org/enlacei/cumbre-abyayala/

開発と権利のための行動センター
 青西

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2007/03/28

先住民族大陸会議がNHKでも取り上げられています。

 先住民族大陸会議が二日目を迎えましたが、NHKでもこのニュースが取り上げられています。
 
 関心のある方はこちらのサイトをご覧ください。動画ニュースが提供されています。
 http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/28/d20070327000176.html

 (このNHKのサイトはどんどん更新されて過去のは消えるようです・・・あしからず)

 このブログでも随時会議の報告を伝えていきますので是非ご覧ください。

 開発と権利のための行動センター
 青西

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2007/03/27

グアテマラ 先住民族 大陸会議

グアテマラにて第3回先住民族大陸会議が始まりました。

 カクチケル民族の王国の首都であったイシムチェ(現テクパン)において、早朝のマヤのセレモニーを皮切りに、第3回先住民族大陸会議が開始されました。

http://www.lahora.com.gt/v1/main.php#n7766

 第三回大陸会議の公式サイトのニュースによると
http://www.iiicumbreabyayala.org/noticias(アクセスできない模様)
 この大会には、アルヘンティーナ、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、ペルー、エクアドル、ベネスエラ、コロンビア、ブラシル、パナマ、ニカラグア、コスタリカ、グアテマラ、メキシコ、米国そしてカナダの先住民族の代表が集まっており、先住民族の代表は「『フォクロア』の世界に閉じこめられるのではなく、政治的、社会的な新しい主役として集っている」ことを強く訴えています。
 また開会のスピーチの中で、グアテマラの主催団体メンバーであるロドルフォ・ポコップは「私たちは、集団的権利、自然資源の回復、母なる大地の回復、にむけて闘争を続けていく、というはっきりとした責任を担っています。」「母なる大地を破壊し続け、排除的な政策を続ける資本主義システムに対して、我々は合意などしていないことを伝えるための政治的参加のための基盤を生み出していきましょう。」
 と語っています。

 開会式の写真はこちら
http://movimientos.org/enlacei/cumbre-abyayala/show_foto.php?id=1253

開発と権利のための行動センター
 青西

 ちなみにエボモラーレスボリビア大統領の参加はいまだ最終的に確定していないとのこと。

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2007/03/25

先住民族大陸会議に向けて (エクアドル先住民組織から)

先住民族の大陸での行動方針と調整にむけて(2007/3/1)

 エクアドルの先住民族運動のリーダー、ウンベルト・チョランゴへのインタビューの一部抜粋です。ウンベルト・チョランゴはエクアドルのCONAIEを構成するECUARUNARIのリダーの一人であり、またCAOIにも参加しています。
これは下記サイトに原文が掲載されています。
 http://movimientos.org/enlacei/show_text.php3?key=9227

 インタビュアーはエドゥアルト・タマヨ(ミンガ・インフォルマティーバ)

 今回の大陸会議に向けてのどのような成果を期待していますか?

 私たちはこの大陸会議で、テリトリーの回復と主権についての明確な政治的方向性に基づく先住民族のスペースを大陸レベルで確立したいと考えています。それを政府やNGOによる押しつけではなく、自分たちが中心となったこの先住民族大陸会議で生み出していきたいと考えています。これまで多くの会議がNGOや政府、多国籍機関などによって組織され、私たちはそのスケジュールに縛られてきたことが幾度となくあるからです。
 この第三回大陸会議では、大陸レベルでの連携と行動方針を真に構築し、先住民族の権利のために力強く活動を進めていきたいと考えています。
 
 先住民族の連携と行動方針とのことを述べられていますが、どのようにそのネットワークを構築するのですか?

 私たち、エクアドルの先住民族運動としては、大陸レベルでの連携の構築は、各組織のレベルで推進され、また反自由主義的政治方針に基づくべきものと考えています。私たちは社会的に正当な要求と、先住民族の権利のために闘っていく組織だからです。
 私たちは様々なネットワークを結びつけていきたいと考えますが、同時に国際的な官僚主義を生み出したいとは考えていません。既に南米・中米・北米にはそれぞれ調整機関があります。南米にはアンデス先住民族調整組織(CAOI)やアマゾン流域先住民族調整組織 (COICA)があり、中米、北米にも同じように調整機関があります。そこで私たちはこれらの三つの調整機関をまとめ、統一された行動方針を策定し、国連や米州機構その他の機関に対して示していく必要があります。

 反”新自由主義”の方針とはどのようなことを指し示すのでしょうか?

 民衆から沸きだしつつある新たな動きとともに動いていくことです。これ以上強制されることもなく、先住民族テリトリーの更なる軍事化を許すこともなく、石油や水資源、鉱物資源、生物多様性など自然資源の略奪でもなく、それらを私有財にするのでもなく、福利のための社会を求める動きとともにあることです。
 新自由主義モデルは計り知れない貧困をもたらしました。その中には世界銀行が進めようとしている水の商品化があります。しかし私たちにとって水は人類の財産なのです。私たちはこの点について立場を明確にする必要があります。自然資源の本来的所有者である先住民族の大半が貧困に苦しんでいる一方で、一握りの人間による自然資源の独占を進めようとする方向には決して同意することはできません。 

 世界銀行は先住民族のためのプロジェクトを促進し、多くの資金を投入しています。この点について、米州開発銀行やIMFなどを含めどのように考えていますか

 米州開発銀行や世界銀行に対して批判的な立場を崩すことはできません。彼らはその責任を果たすべきなのです。現在(先住民族に関する)オフィスを開設し、協議窓口を設け、先住民族に関するテーマも扱っていますが。それらは彼らの視点から行われているものであり、先住民族運動のニーズとは関係はなく、更には先住民族運動の批判的な強さを無効化しようとするものでもあるのです。また大陸レベルにおける行動計画にも介入はしてもらいたくありません。
 彼らが実施しつつあるプロジェクトはありますが、それは常に条件が付けられたものなのです。エクアドルのケースを考えてみれば、世界銀行による5千万ドルほどの融資資金がいくつものプロジェクトに投入されていますが、なぜ政府自らが、自然資源による収入を社会的な投資に差し向けないのでしょうか、先住民族のための独自の開発戦略を担っていかないのでしょうか。なぜ先住民族に対しては国際機関の融資を受け、その政策に従属する必要があるのでしょうか?これは間違っています。政府自らが先住民族の行動方針を尊重し、それを受け入れ、明確な社会政策を実施していくべきなのです。

 以上前半
 
 開発と権利のための行動センター
 青西靖夫

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2007/03/21

グァラニーはメルコスールの公用語

グァラニーはメルコスールの公用語

 少し前の話しとなりますが、南米のパラグアイ、ボリビアなどを中心に居住するグアラニ民族の言語であり、パラグアイでは公用語として認められているグァラニー語が2007年1月に行われたメルコスール首脳会談で正式にメルコスールにおける公用語として認められました。
 これは既に昨年行われたメルコスール文化大臣会議において承認されていたものですが、これが正式にこの1月の首脳会談で正式に認められたものです。

 これはラテンアメリカの先住民族にとっての重要な一歩であると思いますが、あまり報道されていないようなので、遅ればせながらお伝えします。
 
 中米や他の国々でも、自由貿易協定とか話しをしているときに(他の話しも同様ですが)、先住民族言語に翻訳して伝えるのが当たり前の時代が来るべきではないのでしょうか。

 開発と権利のための行動センター
 青西 

 メルコスール参加各国大統領声明文 31の一部
Acogieron con con beneplácito la Decisión CMC 35/2006 que incorporó al Guaraní como uno de los idiomas del Mercosur. (原文必要な方はこちら)
http://www.mercosur.int/msweb/SM/Actas%20TEMPORARIAS/CMC/XXXII%20CMC%20FINAL%20ATA%201-07/Comunicado%20Conjunto%20MCS-EA_ES_(09.01.2007).pdf


ラテンアメリカの先住民族運動がこの先どこへ向かうのか、
先住民族大陸会議の開催支援をよろしくお願いします。

会議の開催経費支援はこちら。
寄付金口座 :郵便振替 口座番号 :00110-7-567396
口座名    :日本ラテンアメリカ協力ネットワーク
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中南米鉱山開発関係 情報紹介

中南米鉱山開発関係 情報紹介
 ここ数ヶ月の、主として英語によるグアテマラの鉱山開発関係の話です。すみませんが、しっかり目を通している時間がなく、記事へのリンクを紹介します。

 エストールにおける鉱山開発と土地問題は開発と権利のための行動センターでもこちらで紹介しています。http://homepage3.nifty.com/CADE/guatemala/Guatemaladesalojoelestor.html 強制排除に対する声明文も発表しています。

 先住民族大陸会議でも自然資源の問題、先住民族のテリトリーの問題は重要なテーマです。こちらへの寄付金もお願いします。
 詳細はこちらへ>>> http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2007/03/post_115f.html

 以下記事の紹介です。

1) Acusan a minera canadiense de causar estragos ambientales en Latinoamérica
 Oro de baja ley
 Tal como su hermana BarrickGold, la canadiense Goldcorp, que operará la mayor mina de oro en México, acumula quejas por violaciones medioambientales. En Honduras, autoridades estudian acciones en su contra. Guatemala también sabe de su presencia.
http://www.lanacion.cl/prontus_noticias/site/artic/20070225/pags/20070225185157.html

2) LATIN AMERICA: Protests Mount Against Mining Giant
Stephen Leahy
TORONTO, Feb 24 (Tierramérica) - Dangerous levels of lead and arsenic have been found in the blood of Honduran villagers living downstream from a controversial gold and silver mine owned by Canada's Goldcorp Inc., the world's third largest gold mining firm.
 ホンジュラスの話しが中心です。
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=36717


3) Mining misery グアテマラ イサバル県 エストールの話し
Guatemala is one of many countries that has attracted the investment of Canadian mining companies—but at what cost to its people?
http://www.thismagazine.ca/issues/2007/03/miningmisery.php いろいろ整理されているように思います。

4) Forced evictions in Guatemala: whose land is it anyway?  ユーチューブのビデオリンク付き
http://www.globalvoicesonline.org/2007/03/04/forced-evictions-in-guatemala-whose-land-is-it-anyway/

  
5)Guatemalan Villages Face Globalization at Gunpoint これもエストールの話しです。
By James Rodriguez
From the February 22, 2007 issue | Posted in International | Email this article
http://www.indypendent.org/?p=819

When a convoy of 800 Guatemalan police and soldiers rolled into the tiny villages of La Union and Barrio La Revolución on Jan. 8-9, it was globalization at gunpoint. The village was sitting atop a large nickel deposit. For the Maya Q’eqchi’ residents, the land was their physical and spiritual home and the source of their livelihood. For Skye Resources, a Canadian mining firm, the villages and their people were obstacles to be removed as the company raced to take advantage of soaring metals prices.


6) Struggles in Guatemala: Mineral cartel evicts Kekchi Maya
Posted: February 05, 2007 by: Bill Weinberg / Indian Country Today
Security forces burn peasant settlements for Canadian nickel firm
http://www.indiancountry.com/content.cfm?id=1096414450
NEW YORK - On Jan. 8, some 600 Guatemalan national police and army troops occupied two Kekchi Maya indigenous communities at El Estor, Izabal department. Their orders were to evict the 308 families that made up the settlements of La Union and La Pista. The following morning, 175 more Kekchi families were forcibly expelled from the nearby communities of La Revolucion and La Paz. A Kekchi community at Lote 8 in the neighboring department of Alta Verapaz was also evicted.

7)Turning Down a Gold Mine サンマルコスにおける鉱山開発の話し
In Guatemala, angry locals vote no, but BC firm presses on.
By Dawn Paley
Published: February 7, 2007
http://thetyee.ca/News/2007/02/07/MarlinProject/From the vantage point of the city square, it's impossible to tell that San Miguel Ixtahuacán is at the centre of Guatemala's mining boom. A couple of vendors sell chicken, fries and pop, but most of the stands are empty, many of the businesses are closed and broken windows dot the municipal hall.

以上

開発と権利のための行動センター
青西

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2007/03/18

第3回先住民族リーダーの声 大陸会議開催に向けて(アンデス先住民族組織から)

第3回先住民族大陸会議開催に向けて(3/16)
ラテンアメリカの先住民族運動リーダーの声 

 アンデス先住民族組織調整組織(Coordinadora Andina de Organizaciones Indigenas :CAOI)の総コーディネーターであるペルー出身の先住民族リーダー、ミゲル・パラシン・キスペが今回グアテマラで開催される第三回先住民族大陸会議の意義を語っています。
 Minga Informativaのサイトから
http://movimientos.org/enlacei/show_text.php3?key=9424 聞き手はルイス・ビトル(CONACAMI/Minga Informativa)
 
 アンデスの先住民族運動はグアテマラで3月26日から30日にかけて開催される第三回先住民族大陸(Abya Yala)会議への参加にむけて準備しつつあります。CAOIの総コーディネーター、ミゲル・パラシン・キスペは、ミンガ・インフォルマティバとの対話で、大陸レベルの先住民族運動の連係の強化がアンデス地域からの挑戦の一つであると語っています。また来週(18日の週)にはエクアドル、コロンビア、ボリビア、アルヘンティーナ、ペルーからCAOIに参加する先住民族組織の代表が出発するであろうことを告げています。

先住民族運動は、どのような前進と挑戦をもって今回の第三回先住民族大陸会議にのぞむのですか?

先住民族運動は大陸における非常に興味深い挑戦と数多くの紛争の中で、この会議に参加することとなります。一つには大国と多国籍企業にリードされた新自由主義的政策が氾濫し、私たちの法が私たちを不利益な状況に置き、私たちの資源が彼らの手の元におかれ、略奪と抑圧的な政策が続く中にいます。しかし、私たちが現代的な植民地的従属の中におかれる一方で、先住民族は日に日にその結びつきを強め、私たちの提案を改善し、また国内の組織そして大陸における先住民族運動をリードする力をもった新しいリーダーが生まれつつあります。我々がやり残していることは大陸レベルでの大きな行動指針を定めるとともに、あらゆるスペースでの連係を強化し、我々の国家及び大陸における政治的変化にむけて歩むことにあります。本当に変化を引きおこす地域的な動きを望むのであれば、南米にはそうした新しい空気はあるのです。
 私たちは集団的な参加に基づく民主的な議論と共同体的な提案の構築に取り組みつつあるのだということを承認しつつ、こうしたプロセスを強化しなくてはなりません。これは一つの挑戦ではありますが。同時にもし力を失ってしまったら、再び従属することになり、更には消え去ることになるかもしれないのです。

CAOIとしてはこの第三回大陸会議に向けてアンデスの先住民族運動に何を望み、またどのような形で貢献することができると思いますか?

 私たちは非常に大きな責任を担っています。第二回目の会議はエクアドルで行われ、少なくとも南米のレベルにおいてはこのことが先住民族運動の位置づけに変化をもたらし、先住民族運動は様々なプロセスにおいて重要なアクターへと変化しました。今、私たちの責任は北米そして中米における先住民族運動の強化にどのように貢献できるかという点にあります。大きな課題は、統合プロセスにおける政治的な議論を引きおこすこと、米国から各国に押しつけられつつある自由貿易圏のような新自由主義的政策に対して、どのような回答を示すかということにあります。
 同時に南米には諸権利を尊重し、先住民族運動に親近感を持つ進歩的な政権が存在しています。こうした中で第三回大陸会議は、政治的にも、先住民族運動の方向性を指し示すことにつながるのです。国家の政策を定める政治的なアクターとして、ボリビア、そしてエクアドルで議論が進みつつあるような国家の再構築に向かうことを意味するのです。
 私たちはこうした大きな責任があります。この第三回大陸会議で新自由主義的政策に対して態度を表明し、権利回復の要求からより具体的な行動へと動き出す必要があるのです。私たちの運動がより強いものになるために、こうした点について共鳴し合うことを期待しています。

 先住民族運動の議論には関心が高まりつつありますが、今回の第三回大陸会議における中心的な議題はどのようなものになりますか?

 第三回大陸会議に対する期待はとても強いものがありますが、先住民族運動からだけではなく、インテリ層。社会運動、NGOのネットワークやマスメディアなどからも期待が寄せられています。議論すべき課題は多岐にわたりますが、第2回目(エクアドル)からの継続性も重要な点だと考えています。また大陸における結びつきを強化すること、これが中米においてまず実現すべき中心的な動きだろうと考えています。中米レベルそして北米においても先住民族運動を結びつけていくこと。15の分科会が設置されますが、この中でも国家と先住民族、自然資源とテリトリー、統合と自由貿易協定、この三つが最も重要なテーマだと考えています。
 
 ボリビアの大統領であり、アイマラ先住民族であるエボ・モラーレス氏の出席は、大統領選出馬を表明したグアテマラのリゴベルタ・メンチュウ氏を勇気づけるものとなると考えますか。この点についてどのような考えを持っていますか、またこの中での地域の先住民族運動の役割はどうあるべきでしょう?

リゴベルタの基本政策を知らないので、言えることは、これは一つの機会でもあり、また問題の一つでもあるということでしょう。
 第一にこの第三回大陸会議は政治的、社会的な会議であり、先住民族の抱える問題を議論し、大陸レベルにおける行動指針を定めることが大きな課題です。その先に、私たちのそれぞれの国家に対してどのように取り組んでいくのか、二国間や多国間の組織に対してどう取り組んでいくのか、があります。二つ目にリゴベルタは私たちの姉妹であり、大統領候補でありますが、この大陸会議は大統領候補を作るためにあるのではありません。グアテマラの先住民族運動としては、この先にリゴベルタと連係することができるかどうかは、先住民族運動の提案を進めることができるか、あるいはどのような提案を持っているのか、によるのではないでしょうか。この点について詳しくわかりませんが、中米の先住民族運動、特にグアテマラの運動にとって、他の国であったように、投票に行くというだけではない、より中からの参加が必要ではないかと思います。この大会での合意事項を大統領候補であるリゴベルタに、その基本方針とするように引き渡していければいいのでしょう。
 
 最後に、CAOIが作られて8ヶ月になりますが、CAOIとしての将来にむけての計画や展望を聞かせてください。 

 私たちは6つの主たる行動を定めています。一つは土地とテリトリーの防衛とは母なる大地の統一性です。これが私たちが生きていくところであり、生まれ育つところであり、権利の基盤です。二つ目は、多民族国家、多文化社会の構築です。これには先住民族の正当な代表が参加する立憲議会が必要です。三つ目は先住民族としての集団的な権利を実現するための闘争です。このために、政府による国連先住民族権利宣言の承認、ILO169号条約の承認とその細則規定と適用を求めていきます。4つ目は先住民族運動の再構築と、CAOIの枠組みでのアンデスの先住民族運動の結びつきの強化、そして大陸における先住民族の連係の促進。これらはグアテマラで話し合うことになるでしょう。5つ目は先住民族によって選出された代表が、国内及び国際的なプロセスの中で正統な代表として認められるようにすることにあります。最後に、先住民族運動の要求を非犯罪化すること、テリトリーの非武装化すること、このために先住民族による外交を進める必要があると考えています。

訳 開発と権利のための行動センター

会議の開催経費支援はこちら。
寄付金口座 :郵便振替 口座番号 :00110-7-567396
口座名    :日本ラテンアメリカ協力ネットワーク
       (会議支援と明記ください)
呼びかけ団体
日本ラテンアメリカ協力ネットワーク RECOM 
開発と権利のための行動センターCADE


 追記:グアテマラで開催される第三回大陸会議の分科会テーマは以下の通りです。

1)土地とテリトリー
2)自然資源
3)自治と自決
4)多様性と多民族性及び統合的開発
5)知識と知的所有権
6)二国間組織、多国間組織(米州機構、国際連合、世界貿易機関)
7)アイデンティティーと世界観
8)連係のための戦略
9)女性の組織と政治さんか
10)民主主義。国家、先住民族政府
11)自由主義に基づくグローバリゼーションの影響と我々のテリトリーの軍事化
12)コミュニケーションと先住民族
13)青少年
14)先住民族の司法システムと司法へのアクセス
15)グローバリゼーションと民衆のオータナティブ経済

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先住民族大陸会議支援のお願い

「第三回先住民族大陸会議」開催への支援のお願い。まだまだ寄付金を集めておりますので是非ご協力ください。

この寄付金は会議中(5日×3食=15食)の一食約2ドルの参加者の食費を負担するための経費及び首都から会場までのバス移動費にむけられます。
 ここまで先住民族の10年市民連絡会、ナマケモノ倶楽部、開発と権利のための行動センター及び個人の方々から賛同金を頂いております。是非ご協力ください。
 
寄付金口座 :郵便振替 口座番号 :00110-7-567396
口座名    :日本ラテンアメリカ協力ネットワーク
       (会議支援と明記ください)
*寄付金締め切りは3月23日とさせて頂きます。入金が間に合わない場合には、メールにてご連絡を頂ければ大丈夫です。

呼びかけ団体:
日本ラテンアメリカ協力ネットワーク RECOM 
開発と権利のための行動センターCADE
この活動に関する問合せ先:  E-mail: recom@jca.apc.org
                    cade-la@nifty.com

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2007/03/16

世界銀行 ラテンアメリカの先住民族の経済機会に関する報告書

「ラテンアメリカの先住民族の経済的機会」という報告書が世界銀行から2007年2月に刊行されました。
http://web.worldbank.org/WBSITE/EXTERNAL/BANCOMUNDIAL/EXTSPPAISES/LACINSPANISHEXT/0,,contentMDK:21237223~pagePK:146736~piPK:146830~theSitePK:489669,00.html

 近年中南米の経済は回復し、貧困削減も進みつつあるにもかかわらず、なぜラテンアメリカの2800万人にのぼる先住民族の大半が収入を増加させ、生活のレベルを向上させることができないのか、という問題意識から分析をした報告書。
 低所得と資源の不足が相互に影響しつつ、低い教育水準がより高い給与が支払われる仕事を得ることを阻害し、また融資や農業機械へのアクセスの不足が、農業生産性を高めるための障害となっていること、また歴史的な排除により、先住民族は人的資本を高めることができず、また生産的な土地や基本的サービス、金融市場、適切なインフラへのアクセスが限られていることを指摘している。
報告書ではメキシコ、グアテマラ、エクアドル、ボリビア、ペルーの事例が報告されています。

 原文は上記サイトからダウンロードください。

 開発と権利のための行動センター
 青西

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2007/03/11

バイオ燃料は環境に優しいのか・・・

 バイオ燃料は環境に優しいのか・・・

 ブッシュ大統領の中南米歴訪の重要なテーマの一つが中南米におけるエタノール供給の拡大にある。ブラジルと米国で現在でも世界のエタノール生産量の70%を占めるが、これを更に安定・拡大することを通じて、域内での代替燃料源の供給を安定させ、石油依存を脱却し、安全保障を高めることを狙っている。これは同時に石油を武器に域内に影響力を強めつつあるベネスエラのチャベス大統領に対抗する動きでもある。更に巨大な食糧生産基地である米国にとっては、穀物価格の高値安定を確保することもできる。米国の地球温暖化対策の目玉ではあるが、環境のことだけを考えているわけではないのは明らかであろう。
 
 今回のブラジルと米国の協定では、エタノール生産部門に関わる研究協力、投資の促進、またバイオ燃料に関する市場取引を進めるための規格の設定などが盛り込まれているとのことである。また中米、カリブ地域に対するバイオ燃料生産を支援することも訴えられている。 
 グアテマラのペリオディコ紙(3/10)によると、これにあわせるように世界銀行の民間向け投資部門を担うIFC(国際金融公社)はブラジル、コロンビア、グアテマラ企業が参加するブラジルのエタノール生産工場設置にプロジェクトに3500万ドルの融資を発表したとのことである。
(IFCサイトでは承認のニュースは確認取れず:  http://www.ifc.org/ifcext/spiwebsite1.nsf/0/0f1187fc6bc396b0852571ef006837c5?OpenDocument
 

 しかしながらバイオ燃料生産拡大に伴う環境への影響についての懸念も表明されている。

 国連環境計画UNEPの事務局長である Achim Steiner氏はブッシュ大統領のブラジル訪問に先立って、3月5日から7日にむけてブラジルを訪問。燃料向け作物の拡大が野生生物の生息地や経済的にも生産的な森林を削減させる可能性、食糧供給の不安定性の拡大などについての危惧を表明している。代替燃料は気候温暖化だけではなく、幅広く環境に優しく、持続的なものとして基準を定めていく必要を提起している。(更にこの報道ではシロアリの腸内細菌利用による植物残渣のセルロースの糖への分解も将来的な技術として紹介している。)
 http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.Print.asp?DocumentID=502&ArticleID=5533&l=en


 またBBC-Mundoではバイオ燃料は現実的なオプションなのか?という報告を掲載している。集約的な農業における化学肥料投入や農業機械、収穫物の運搬・加工プロセスにおける化石燃料の利用などを含め検討すると、エネルギーの節約やCO2の削減効果はごくわずかあるいはマイナスにもなりうるとの研究者のコメントを伝えている。
 http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/science/newsid_6430000/6430453.stm

 またウルグアイに事務局を置く世界熱帯雨林運動(WRM)のニュースレター112号(2006/11)はバイオ燃料に関する特集を組んでいる。
 http://www.wrm.org.uy/bulletin/112/viewpoint.html 英語
 http://www.wrm.org.uy/boletin/112/opinion.html スペイン語
(まだ未読のため、どなたか是非ご紹介ください)


 以上、まだ未整理の部分もありますがこれまでの報告の続報として

 まとめ
 開発と権利のための行動センター
 青西

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2007/03/02

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          グアテマラへようこそ メールマガジン 
          
                2007年3月2日発行   第27号
                                   
                  発行部数:206(3/1現在)
                  発行:グアテマラへようこそ@ねっと
         http://homepage2.nifty.com/Guatemala/index.htm
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 日本のメディアでも少しは報道されていますが、ボリビアの低地は洪水で大
変な状態です。何も動いていない自分で言うのも何ですが、やはり日本のメデ
ィアは中南米にずいぶん冷たい気がします。関心のある方はこちらのサイトへ
どうぞ。http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/latin_america/newsid_6404000/6404309.stm
そうそうエボ・モラーレス ボリビア大統領はもうすぐ来日です。
 それではグアテマラの話しへ
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 グアテマラへようこそ ●目次●
●1 グアテマラ 短信
 1-1 中米議会の議員殺害事件とその容疑者と見られていた警官殺害事件
 1-2 首都で巨大陥没事件
 1-3 リゴベルタ・メンチュウ氏 大統領選挙出馬へ
●2 新刊紹介
 2-1 講座世界の先住民族 ~ファースト・ピープルズの現在~ (08)
●3 関連団体から 
 3-1 先住民族大陸会議支援のお願い
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2007/02/post_65a6.html
    http://recomblog.blog92.fc2.com/blog-entry-2.html

 以下本文省略

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