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2007/06/17

鉱山法に対する違憲審査申請

グァテマラ鉱山開発問題近況

 日本でも鉱物価格の高騰の中で、世界中からレアメタルなどを積極的に確保する方向を取ろうとしているようですが、そうした鉱物がどこから来ていて、どういう状況で採掘されているのか、などちゃんと見ていく必要があると思います。
 関心のある人はこちらもどうぞ。
http://homepage3.nifty.com/CADE/guatemala/Guatemala%20indigena%20y%20medio%20ambiente.htm
http://homepage3.nifty.com/CADE/MINA2005/mina2005.html


●鉱山法に対する違憲審査申請

 6月15日のインフォプレスの記事でも紹介されていますが、グアテマラの環境NGOであるCALAS(法・環境・社会アクションセンター)が5月23日に鉱山法に対する違憲審査を求める要請を提出しています。
 記事によると憲法裁判所は6月4日(8日以内に)までに法的手続きに入るかどうかを表明しなくてはならないことになっているそうですが、いまだ何も発表していないとのことです。
 環境汚染の防止、生態系へのバランスへの配慮などを求める憲法の規定に反し、現行の鉱山法は環境面への配慮をほとんど欠いているという点が問題とされています。
 違憲審査の内容はインフォプレスの記事では次のように整理されています。
1)環境影響評価について、国家環境委員会に提出後30日以内に判断が示されなければ、それは承認されたものと見なす条項
2)地下資源の利用権がその深度等に定義がないことなど
3)水の利用に関する規定
4)廃棄物の処理など「可能な範囲で」という規定がなされていること
5)鉱山開発資材の輸入などに関する免税規定

Inforpress edición 1708 publicada 15/06/2007
http://www.inforpressca.com/

  
●イサバル湖湖畔にて計画されているニッケル鉱山開発に対する環境影響評価報告書が認められ、本格的な開発が進む可能性。
70年代に開発が進められたのち、放棄されていたイサバル湖周辺でのニッケル鉱山開発が今回の環境影響評価報告書の承認で再開する可能性がでてきました。この開発プロジェクトはカナダのスカイリソース社が子会社であるグァテマラニッケル会社(CGN)を通じて進めているものですが、土地所有権を巡って地域住民と対立している上に、マナティなども生息するイサバル湖への影響などから国家自然保護区審議会(CONAP)も疑念を呈していたものです。

このブログの鉱山開発関係記事
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/cat4745721/index.html

開発と権利のための行動センター
青西


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