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2007/07/12

グアテマラ鉱山開発問題&行動センターの活動

 気づいたら随分長いことブログの更新をしていないようでした。現在、現金収入(+NGOの自己財源?)として、南米のとある国で開発関係の仕事を短期で請け負っており・・・
 9月にはグアテマラへ行きます! 10月には報告会もします!

 開発と権利のための行動センター
 理事 青西


 最近の動向について少し報告します。

1) 鉱山開発問題関連
 鉱山開発に関する「住民協議」の動きは、じわじわと各地に広がりつつあります。
 ウエウエテナンゴ県のサンタ・クルス・バリージャにおいても6月23日に鉱山開発の是非を問う、「良心に基づく協議」が行われ、地域住民は鉱山開発に対して「NO」の声を突きつけました。
 この協議には、投票権を持つ者から、未成年の者まで、自分たちの意見を表明しています。既存の「投票」の枠組みにとらわれることなく、地域の人々が政治に対し、地域の開発に対して意見を表明しています。これは地域から「民主主義」が生まれ、育ちつつあるプロセスだという思いを強く持ちます。またこの「投票」に関する情報の整理も徐々に透明な、外部の人に対してわかりやすい仕組みが作られつつあります。
 更に驚かされることは、この投票に参加した人、約46千人のうち、約2万4千人が成人ですが、実際にはそのうちの半数以上が「投票権」を持っていません。選挙人登録を行っていないのです。これまでの「民主主義」による選挙が、現実的には参加を保障していなかった姿があらためて浮かび上がります。

 自分たちの声を地域社会に反映させていこう、自分たちの社会のあり方を自分たちで決めていこうというこの強い思いを無視し続ける、グアテマラ政府のあり方、鉱山開発会社のあり方には強い疑問を感じます。
スペイン語の情報はこちらから
 http://homepage3.nifty.com/CADE/Espanol/mineriaindex.html

2) 開発と権利のための行動センターの活動
 開発と権利のための行動センターでは、鉱山開発も含め、「自然資源に対する先住民族の権利」というテーマで、地域の先住民族組織の強化、先住民族組織間のネットワークの強化のための活動を進めています。
 現在は、現地の協力組織を担う地域のコミュニティがどのような問題を抱え、どのような解決の方向を目指しているかについて、情報を収集するとともに、問題解決のために必要な活動案を検討してもらっています。
 グアテマラでは、地域住民の意向を無視した自然保護区の設置(イサバル県、ペテン県)やダム開発(キチェ県)、鉱山開発(イサバル県、ウエウエテナンゴ県他)などの問題に加えて、バイオ燃料開発に関わる土地問題なども起きているようです。
 イサバル県では、環境NGO主導で作られた自然保護区が、地域住民組織から違憲訴訟を起こされるという問題も起きています。地域住民の発言力が高まる中で、環境NGOは「やっと」地域の先住民族言語を話せる普及員を雇用し始めたというのが現状です。
 鉱山開発問題と同様、地域の人々が、先住民族が、自分たちの未来を自分たちで決めていくための、側面支援、情報提供や経験交流などを進めていきたいと考えています。


 寄付金口座はこちら

 寄付金口座
◆郵便振替口座:00230-5-131472
◆口座名   :開発と権利のための行動センター

 開発と権利のための行動センター
 理事 青西靖夫

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