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2007/09/04

手を結ぶ鉱山-バイオ燃料利権(グァテマラ)

手を結ぶ鉱山-バイオ燃料利権(グァテマラ)
 
 グァテマラ国東部のポロチック川流域はこれまで経済開発から取り残されてきた地域です。しかし今、バイオ燃料の原料生産及び鉱山開発を目指して、いくつもの企業が手を結ぼうとしています。しかしながらこの地域はケクチ先住民族がコミュニティの権利と土地を守るための土地紛争が多発している地域でもあります。
 下に抄訳するインフォプレスの記事だけでは、今後どのような展開を見せるのかサダかではありませんが、行動センターの活動地域でもあり、今後の動向を注視していきます

http://www.sigloxxi.com/index.php?link=noticias¬iciaid=13769
http://www.inforpressca.com/


 以下はインフォプレス紙記事の抄訳1719号(Polochic: zona económica en ciernes 2007年8月31日より)
ポロチック流域の開発のために7つの機関が「ポロチック流域の持続的開発と自然資源の涵養のための財団」を組織することが決定された。この財団は、地域の開発と貧困の削減のための活動を行うとのことである。
参加する7つの機関は
1)グァテマラニッケル社(CGN):カナダのスカイリソース社の子会社
2)マヤニッケル社:オーストラリアの鉱山会社BHP Billitonの子会社
3)Chabil Utzaj:サトウキビの流通に従事するグァテマラ企業
4)Baleu, S.A.:ゴム生産に従事するグァテマラ企業
5)Inversiones de Desarrollo, S.A. ( INDESA ):アフリカヤシ生産を行うグァテマラ企業
6)Maderas El Alto, S.A:隣接するシエラ・デ・ラス・ミナスで木材生産に従事
7)ルイス・トゥルシオ・リマ財団:元ゲリラのフリオ・セサル・マシアスが率いる財団であるが、上記のINDESAやMadera El Altoと近い関係にあるとのことである。今回は土地紛争等の解決に協力することが求められているという。

 この地域は既に17の鉱山探査及び採掘の免許が認可されており、ニッケルを中心とした鉱山開発会社の触手が伸び、既に地域のコミュニティと問題を引きおこしている。
 その他にも水力発電計画を巡って、地域住民が農園から強制排除されるという事件も発生している。
 Chabil Utzaj 社は農民を土地から排除したとして、現地の農民組織であるCONICが告発している。

070904_polochic

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