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2007/11/30

ボリビアで先住民族に土地引き渡し

 ボリビアで先住民族に土地引き渡し
 農奴的な状態に置かれていたチュキサカのグアラニ先住民族のコミュニティに対して、18万ヘクタールの土地が収用され、分配されることとなりました。
 これは昨年制定された新農地改革法(Ley de Reconducción Comunitaria de la Reforma Agraria)で定められた土地収用の初めての適用であり、土地には代償として市場価格(ヘクタールあたり20-40ドル)が支払われるとのことです。
  土地を獲得する14コミュニティには生産資材、また教育・保健などのサービスも提供されるとのこと。
  http://www.laprensa.com.bo/noticias/29-11-07/29_11_07_alfi2.php
   ボリビアのチャコ地方のグアラニ民族は農園に囲い込まれ、農奴として働いているケースが多く見られる。チュキサカ、サンタクルス、タリハの三県に約2000家族が、農園主に従属して生きているという。 
  http://www.laprensa.com.bo/noticias/23-11-07/23_11_07_socd1.php
 
 Centro de Estudios Jurídicos e Investigación Social CEJIS のサイトでもニュースが掲載されています。音声もあり。
   http://www.cejis.org/html/modules/news/ 

 ボリビアの話は近頃追えていないので、ニュースのちょっとした紹介にとどまりますが・・・

  ボリビアではここのところ、制憲議会における憲法改正案の審議を巡って、与野党の対立が再び深化し、スクレでの衝突のあと、サンタクルスなどではストライキに突入しています。与党MAS側は、憲法改正への反対勢力が欠席するのであれば、そのまま新憲法の文面の採択を進める方針とのこと。
  下記サイトなどを参考にしてください。 
   http://www.laprensa.com.bo/noticias/29-11-07/29_11_07_alfi1.php
    http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/latin_america/newsid_7114000/7114287.stm

  近年の対立はもうニュースにはならないのか、日本のメディアではほとんど伝えられていないようですが。
 
 <追記>
12/6:もともとMAS/モラーレス政権と対立してきたサンタクルスなどの低地の経済エリート層は、憲法改正を巡って再び対立を深化させている。しかし低地の先住民族組織はサンタクルスのこうしたエリート層に支配されているグループが、自分たちを代表している顔をするなという声明を出していたりする。
 しかし憲法改正案(条項名にとどまっているらしいが)の強行採決以来、徐々にMAS離れが進んでいるようにも思われる。
12/9:制憲議会はオルーロで開催されることになり、いくつかの政党が参加の方向を打ち出しているよう。( 立憲議会をMASの本拠地であるチャパーレで行うという話が流れた)
12/10:もうほとんど憲法改正案は決まっているらしい。11月24日付けの草案がサイトに掲載されているが、これがその時どこまで採択され、その後どう改変されているのかは不明。
http://www.constituyente.bo/index.php?id=60&m=60
 開発と権利のための行動センター
 青西

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