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2008/02/22

生物多様性条約と先住民族 他

 生物多様性条約と先住民族
1)生物多様性条約の第9回締結国会議が2008年5月19日から30日にかけてドイツで開催されます。それに先立ち、いくつかの会議が開催されていますが、先住民族の声が会議から排除されているという声が上がっています。
 
 2月14日に出された声明によりますと、生物多様性条約に関わる自然保護区に関する作業部会(正式名称はAd Hoc Open-ended Working Group on Protected Areas )に参加していた先住民族代表は、ワーキング・グループの会議から排除されている事に抗議して会議から退席したとのことです。生物多様性条約ではもともと先住民族の参加を重要であると定めているにもかかわらず、ほとんど発言の機会を与えない、意見を取り入れないことへの抗議です。

  上の抗議プロセスなどについては次のサイトに情報が整理されています。
 http://indigenousstatement.blogspot.com/
 元情報はこちら http://www.adital.com.br/site/noticia.asp?lang=ES&cod=31702

 生物多様性条約第8条は先住民族の役割について次のように定めています。
-(j) 自国の国内法令に従い、生物の多様性の保全及び持続可能な利用に関連する伝統的な生活様式を有する原住民の社会及び地域社会の知識、工夫及び慣行を尊重し、保存し及び維持すること、そのような知識、工夫及び慣行を有する者の承認及び参加を得てそれらの一層広い適用を促進すること並びにそれらの利用がもたらす利益の衡平な配分を奨励すること。 (訳はhttp://www.biodic.go.jp/biolaw/jo_hon.htmlによるもの) 
-また第6回締結国会議で採択された2010年に向けての生物多様性条約戦略計画の目標では次のように定めています。
目標4:生物の多様性及び生物多様性条約の重要性に対する理解がより促進され、このことが、生物多様性条約の実施に関する、社会を横断する広い取組をもたらす。(訳はhttp://www.biodic.go.jp/cbd/pdf/6_resolution/strategy.pdfによる)
4.3 先住民及び地域社会が、国・地域・国際レベルにおいて、生物多様性条約の実施及び過程に、効果的に包含される。
-第8回締結国会議の決議8/24「保護区」においても、「保護区に関するプログラムの実施に際しての先住民族や地域コミュニティーの協議プロセスへの包含が重要であること」が同意されています。
 
2)熱帯林関係の情報などを発信している  MONGABAY.COMにスペイン語サイトができました。参考までに。
 http://es.mongabay.com/
 日本語のサイトも構築中のようです  http://world.mongabay.com/japanese/
 (こちらは最新のニュースではありませんが、熱帯雨林関係の基礎情報です。熱帯淡水魚のページが妙に詳しいのも不思議ですが・・・)

 開発と権利のための行動センター
 青西

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