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2008/03/07

IIRSA(南米地域インフラ統合イニシアティブ)とは

IIRSAについて
 
  「南米地域インフラ統合イニシアティブ(IIRSA)」は巨大な開発計画であり、これだけの事業が同時に進んだら、先住民族だけにとどまらず、地域社会や地域住民への社会・経済的な影響をしっかり調査し、対応策を検討し、更にそれを実施できるだけの制度がそもそも存在するのか?という疑問が沸いてきますが・・・

 とりあえずどのようなものなのか、全貌をつかむために、まず地域的な展開を見てみます。

1)2005ー2010に向けての合意された実施案
 これはIIRSAのサイトからの転載であるとのことですが、出典を見つけられず、別の資料から転載しています。
 以下のサイトよりダウンロードできるEstudio de Caso Selva Abierta, Carretera Pasto Mocoa e Hidrovía del PutumayoのP39より転載。 
 http://www.biceca.org/es/Article.716.aspx 

Iirsa

2)開発・統合ハブ 
 IIRSAの中で10カ所の地域統合のハブが計画されています。
 詳細はIIRSAのサイトで英語・スペイン語・ポルトガル語で読めます。この中からハブの地図を転載(
クリックするとポップアップで拡大されます)
http://www.iirsa.org/EjesIntegracion_ENG.asp?CodIdioma=ENG

A)アンデス・ハブ
Mapagruposandino_2

B)アマゾン・ハブ
Mapagruposamazonas

C)ペルー・ボリビア・ブラジル・ハブ
Mapagruposperubrasilbolivia

D)中央・大洋間ハブ
Mapagruposinteroceanico

E)カプリコン・ハブ
Mapagruposcapricornio

F)メルコスール・チリ
Mapagruposmerchile

G)サザン・ハブ
Mapagrupossur

H)ガイアナ・シールド
Mapagruposguayanes

地図情報なし
I) パラグアイ・パラナ水路・ハブ
J)南部アンデス・ハブ

3) Estudio de Caso Selva Abierta, Carretera Pasto Mocoa e Hidrovía del Putumayo (28 Feb 2008)
 IIRSAを構成するプロジェクトの一つであるパスト・モカ道路とプトゥマヨ水路に関わる社会・環境への影響についてのケーススタディが出されています。
(未読)
 ちなみにこの地域は先日のコロンビア政府軍によるエクアドル領内への侵犯・FARCへの攻撃の舞台となった場所とも非常に近い地域です。
報告書はこちらのサイトから(スペイン語)
http://www.biceca.org/es/Article.716.aspx
この地域のプロジェクト概要はこちら
http://www.biceca.org/es/Project.Overview.188.aspx
  
開発と権利のための行動センター
青西

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