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2008/03/20

遺伝子組み換え作物を巡って

遺伝子組み換え作物について(追記版3/21)

遺伝子組み換え作物を巡る動きがいくつかありますので参考までに

1)メキシコ: 遺伝子組み換え作物の環境での利用に関する規則公布
 2005年に施行されたバイオセイフティ法に基づき、2008年3月19日、環境中での試験利用・商業的利用に関する施行規則が公布されました。
 Reglamento de la Ley de Bioseguridad de Organismos Genéticamente Modificados expedida el 19 de Marzo 2008
http://www.cibiogem.gob.mx/Normatividad/Reglamento_LBOGM.pdf
 CIBIOGEM(GMOのバイオ・セイフティに関する省庁間委員会)のサイトを見ると、環境中での利用に関する申請は多々あるようであり、この施行規則によって遺伝子組み換え作物が雪崩を打って承認される危険性もあります。
 一方、バイオセイフティ法では「種の起源と遺伝的多様性地区」を定め、特定の種に関する遺伝子組み換え作物・生物の導入の禁止地区を定めることとしています。(法 86,87,88条)しかしこの禁止地区に関しても今回の施行規則で届け出事項が定められたにとどまっており(施行規則 第49条)、まずこの禁止地区設定の手続きが先行することが不可欠です。

 いずれにせよ遺伝子組み換え作物の導入による在来品種の遺伝子攪乱の危険性は極めて高いと言えるでしょう。  
参考サイト: CIBIOGEM http://www.cibiogem.gob.mx/ 
参考記事: Mexico approves rules to begin planting GM corn
http://uk.reuters.com/articlePrint?articleId=UKN1935401720080320

2) フランスではLe monde selon Monsanto というドキュメンタリーが製作されたようです。公式サイトはこちらhttp://www.arte.tv/monsanto 
  また関連サイトはこちらCombat Monsanto http://www.combat-monsanto.org/

3)遺伝子組み換えトウモロコシの導入を進めようという動きについて
韓国が初めて遺伝子組み換えトウモロコシ輸入へ」というニュースも報道されました。 http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30529220080227
 3/17日のヘラルド・トリビューンには次の記事が掲載されています。
U.S. farmers up the ante on Japan's struggle against modified corn http://www.iht.com/articles/2008/03/17/business/corn.php

4) Friends of the Earth「誰がGM作物で利益を得ているのか?」“Who Benefits from GM Crops?”という報告書を刊行しました。(英語・スペイン語・フランス語) http://www.foe.co.
 このブログでの紹介記事はこちら
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2008/03/post_ac4f.html

5)アルゼンチンにおける大豆生産拡大の影響
 当ブログでの紹介記事
 http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2008/03/post_b4ea.html 

 開発と権利のための行動センター
 青西
 日本の大豆利用と遺伝子組み換えについての整理soyamodi0905.pdfsoyamodi0905.pdf

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