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2008/05/13

8月10日に国民投票で信任を問う(ボリビア)

  5月4日のサンタ・クルス県における「住民投票」の結果は、最終的に85.6%が自治憲章案に賛成するという結果になりました。しかし反対派は違法な手続きによるこの「住民投票」に対して棄権を呼びかけていたこともあり、投票率は低下し、棄権は 37.91%となりました。
http://www.corteelectoralsc.com/computo2008/
 マスメディアは出口調査の結果から、早々に85%という数字を打ち出して報道していましたが、反対派が棄権を呼びかけているのであれば、賛成の比率が高くなるのは当然であり、本来は投票率が焦点となって報道されるべきなのではないかと思いますが、そうはならない、という点にも注意する必要があるかと思います。
 政府公報であるABIは、賛成票以外(反対票、棄権、無効票、白票)は48.95%に上ると伝えています。http://www.abi.bo/index.php?i=noticias_texto&j=20080510115241lx

 また8月10日に、大統領、副大統領及び県知事の信任を問う国民投票が実施されることとなりました。この投票では不信任票が、選出時の得票数を上回る必要があり、大統領及び副大統領は1,544,374票(53.74%)を上回る不信任票が必要であり、県知事に関してはそれぞれ異なり、サンタ・クルス県では299,730票(47.8%)が必要とされています。http://www.abi.bo/index.php?i=noticias_texto_paleta&j=20080512114035

 この信任投票案は昨年末に大統領が議会に提案していたものですが、このタイミングで反対派がコントロールしていた上院を通過したのは、憲法改正案に関する国民投票の先送りを狙っているのではないかと思われます。
 また自治憲章との関係で、この国民投票の結果がどう現実に執行されるのか
更に対立を激化させる可能性もあります。

 開発と権利のための行動センター
 青西

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