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2008/10/23

コロンビア国内で広がる先住民族デモへの支持

 エル・リベラル紙の報道によると、国内の数千人の女性がカリに向かう先住民族のデモ隊に合流するとのことである。
 デモへの参加は、先住民族女性への連帯と擁護のためであり、また過酷な状況に置かれている農民やアフリカ系住民の女性たちへの連帯、また人権擁護のために活動しているリーダー達の命を守るためであると伝えている。
 さらに、政府が先住民族の運動に対して、また全ての抗議が、政府によってテロリストであると言われることへの抗議であり、その証拠を公にするためであると語っている。[1]
 このほかにも公務員組合等が木曜日から全国でストライキに入るとのことである。[2]
[1]   http://edition.cnn.com/2008/WORLD/americas/10/22/colombia.shooting.video/index.html#cnnSTCText 

 CNNは警察が抗議行動に対して銃撃を加えている様子を撮影したビデオを公開
  http://edition.cnn.com/2008/WORLD/americas/10/22/colombia.shooting.video/index.html#cnnSTCText


<コロンビア政府の対応に広がる反発>(081023)

1) 欧州議会の議員がコロンビアの先住民族運動への抑圧について声明を発表
   http://www.nasaacin.org/noticias.htm?x=8982
 この中で10月12日以来開始された先住民族のデモや組合運動にに対する抑圧に抗議。
 102の先住民族のうち、消滅の危機にある18民族の存続と、先住民族のテリトリーへの権利、自治権の尊重を求める運動を正統なものであると評価し、コロンビア政府に対して、軍隊による抑圧の早急な中止を要求するととともに、3名の欧州市民の理由なき追放を受け入れがたいとする声明を発表しました。更にコロンビアにおいて社会運動を抑圧するために常にテロリズムへの闘いという口実が用いられることも強く非難しています。
 
2) 不当な強制退去処分への抗議
 http://www.nasaacin.org/noticias.htm?x=8974
 コロンビアでは今回の事件、またそれ以前から、海外からの人権擁護組織メンバーなどへの圧力が高まり、今月2日に1名のドイツ人、14日には2名のフランス人が強制退去させられています。彼らは人権組織のメンバーあるいは現地状況を記録するためにコロンビアに来ていたとのことです。
 この事件について、各国の連帯組織などが声明を発表し、人権擁護活動や同伴活動を尊重し、擁護するように求めています。
 ウリベ大統領は18日、この件について、「外国人が入国規定を破り、テロリストと混ざって、先住民族の抗議を利用しているのだ」、「こうした外国人を監獄に退去ではなく、監獄に入れるべきだ、暴力をそそのかしている張本人だ」、真実をねじ曲げている」と根拠のない非難をしていました。 http://web.presidencia.gov.co/sp/2008/octubre/18/08182008.html

現況:カウカ地方の先住民族組織は、現在カリに向けて3万人とも言われる大規模なデモ行進を行っています。しかしこの過程で、警察の銃撃で二名が死亡する事件も起きています。
http://www.elliberal.com.co/content/view/18090/47/
 http://www.elliberal.com.co/content/view/18235/87/

 開発と権利のための行動センター
 青西

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