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2009/01/26

グアテマラ:鉱山開発に抵抗してきた活動家殺害

 現地からの連絡によると1月23日、グアテマラ西北部、ウエウエテナンゴ県のサン・イデルフォンソ・イシュタウアカンのチュクップ村の、サンティアゴ・ペレス・ドミンゴさんとマリア・デ・ラス・メルセデス・オルドニェスさんの2名が暗殺された。
 
 声明文によると、この2人はコナビグア(連れあいを奪われた女性たちの会)の若者グループが組織したMOJOMAYAS(マヤの若者運動:モホマヤス)のメンバーであり、この地域で先住民族の集団的な権利の擁護のために、特に母なる大地、子どもや若者の権利のためにプロモーターとして活動してきたとのことである。
 最近は「先住民族のテリトリーへの権利の侵害:サン・イデルフォンソ・イシュタウアカンにおける鉱山開発の状況」という報告書の発表会の準備に取り組んでいるところであったという。
 コナビグア及びモホヤマスでは、サンティアゴとメルセデスの殺害は、先住民族の権利や人権一般への擁護のために活動する者たちへの脅迫の一環であり、暗殺集団が免責されていることの証であると告発するとともに、母なる大地の擁護のために活動するリーダーたちの生命と安全の尊重、真相の究明と責任者の法的処罰などを求めている。 
http://www.albedrio.org/htm/otrosdocs/comunicados/variasorganizaciones-014.htm

 サン・イデルフォンソ・イシュタワカンにおける鉱山開発は1960年代に開始され、1977年11月には鉱山労働者が労働条件の改善を求めて、首都までのデモ行進を行っている。当時としては労働組合の結成とデモ行進は画期的な出来事であった。その後、この地域は軍の弾圧、自警団の組織などが進められた。
 ここ数年はクンブレ村の周辺などで露天掘りを開始し、地域住民との対立が深刻化してきていたという。詳細はつかめていないが、家屋の破壊、水系汚染などの問題が引き起こされているようである。
 
 開発と権利のための行動センターでも関係団体と協力しての対応を検討している。

 開発と権利のための行動センター
 理事 青西

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