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2009/05/12

バイオ燃料関連 資料等の紹介

 1.オイルパーム生産の問題
1.1 先住民族の10年News第154号に「インドネシアの先住民族の権利を脅かすパーム農園開発」(柳井真結子 FoE Japan)という記事が掲載されています。(購入はこちらのサイトに確認ください)
 http://indy10.at.infoseek.co.jp/newsletter.htm
1.2 FoE Japan他が「バイオ燃料の持続可能性に関する共同提言」を発表しています。詳細はこちらへ→http://www.foejapan.org/forest/biofuel/090424.html

2. ジャトロファ 
2.1 バイオ燃料用として広がりつつある植物が外来侵入種となり、熱帯、亜熱帯の生態系に影響を及ぼす危険性が指摘される。
 バイオ燃料作物の侵略性は高い 熱帯・亜熱帯の生態系に脅威 ハワイ大学の研究 http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/energy/news/09050701.htm
 Biofuel crops 'can invade tropical ecosystems(09/05/06)
http://www.scidev.net/en/news/biofuel-crops-can-invade-tropical-ecosystems-.html?utm_source=link&utm_medium=rss&utm_campaign=en_news
 Assessing Biofuel Crop Invasiveness: A Case Study
 http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0005261

2.2  ジャトロファは本当に使えるのか?
 バイオ燃料の原料として、また通常の食用作物の生産に適さない土地でも栽培できる植物として注目を浴びてきたジャトロファについて疑問を呈する記事が掲載されている。
-生育環境の厳しい土地で栽培されれば、収量も当然低くならざる得ない
-実際にはジャトロファ生産のために、インドで米生産用の水がジャトロファ栽培に差し向けられる、共有地が「荒廃地」としてジャトロファ生産に使われてしまう、フィリピン・ミンダナオ島でジャトロファ生産に対して先住民族が抵抗する、ビルマで生産が強制されるといった事態が起きている。
-バイオ燃料の混合ジェット燃料の試験利用は成果が出たが、大規模生産をしたときにはどうなるのか。温室効果ガスの排出に関するライフサイクル・アセスメントもポジティブな結果を引き出すことができるのかわからない。
-急速に振興するのではなく、本当に有効なのか研究結果を待つべきではないか。
 Hailed as a Miracle Biofuel, Jatropha Falls Short of Hype
  http://www.guardian.co.uk/environment/2009/may/05/jatropha-biofuels-food-crops
  http://e360.yale.edu/content/feature.msp?id=2147

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コメント

お久しぶりです。お元気ですか?
先日、うちの宿にバイオ燃料用の植物、ジャトロファの調査に見えたお客様がいました。Esquintlaあたりでも研究が進んでいるようですね。
緑の油田、農業に適さない土地でも栽培できるので、地元住民の利益にもなる…、と危うく先住民族を苦しめる立場に回ってしまうところでした。除草剤グリホサートもそうでしたが、耳障りのいい話は結構危ないんですね。このサイトはとても勉強になります。
これからもがんばってください。グアテマラにいらっしゃるときは是非、また、寄ってください。

投稿: キリグア | 2009/09/28 07:29

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