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2009/10/16

ニカラグア:第2回先住民族女性フォーラム

 第2回先住民族女性フォーラムが10月1日から4日にかけてニカラグア大西洋岸のワスパンで開催されました。
 メキシコや中米などからも参加者があったようですが、ニカラグアの先住民
族女性の声としていくつか興味深い点がありますので、声明文から一部抜粋し
ます。
DECLARACION DE WASPAM
Segundo Foro de Mujeres Indigenas del Wangki: unidas construimos
nuevos caminos, dignas, fortalecidas y felices para vivir bien

 

1)家族やコミュニティにおける「良い生活」を可能とするような法・公共政策を
2NGOの開発プロジェクトにも事前協議を
 政府や国際機関だけではなく、NGOに対しても、開発プロジェクトに際して、国際法に定められた事前の情報に基づく協議を要求しています。
3)暴力のない生活を送る権利があることを伝えよう。
女の子も、男の子も、若者たちも、女性も男性も、暴力のない生活を送る権利を持っているのです。

 1993年に国連で採択されている「女性に対する暴力の撤廃に関する宣言」の流れを引くものなのかもしれませんが、中米やメキシコにおける最近の若者たちの暴力や地方にまで広がる暴力の問題を考えると、より広範に「暴力から自由な生活/VIDA LIBRE DE VIOLENCIA 」というのが求められているのではないかと思います。

 「良い生活/Buen Vivir」=「まっとうな生活」を求める声や、暴力のない生活を求める声は、いろいろな垣根を越えて共有されるべき課題となっているように思います。
 私たちにとっての良い生活とはいったいどういうものなのか。経済成長とそこからの分配に依存し続けるのではない、安定的・静態的かつ生態的な生活のあり方を提示しないといけないのかと思います。

Nicaragua: Mujeres indigenas acuerdan movilizarse para una vida libre
de violencia

http://www.fondoindigena.org/notiteca_nota.shtml?x=17964 
スペイン語/英語ですがこのサイトも訪問してみてください。
http://es.madre.org/index.php?s=4&news=219
さて、話は全く変わりますが、
UNA VIDA LIBRE DE VIOLENCIA Y DISCRIMINACIÓN で検索をかけたところ、今年3月に公表された米州人権委員会の「EL DERECHO DE LAS MUJERES A UNA VIDA LIBRE DE VIOLENCIA Y DISCRIMINACIÓN EN HAITÍ」という報告書が引っかかってきました。今度ちらちらと眺めてみようと思います。
http://www.cidh.oas.org/countryrep/Haitimujer2009sp/Haitimujerindice.sp.htm

THE RIGHT OF WOMEN IN HAITI TO BE FREE FROM VIOLENCE AND DISCRIMINATION
http://www.cidh.oas.org/countryrep/Haitimujer2009eng/HaitiWomen09.toc.htm

開発と権利のための行動センター
青西

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