グアテマラへようこそ第57号からの抜粋
行動センターでも発行協力しているメールマガジン、「グアテマラへようこそ」からグアテマラ関連情報の抜粋です。購読は左の関係リンクからどうぞ。
1-1 アティトラン湖でシアノ・バクテリアが増加
シアノ・バクテリア(藍藻)がアティトラン湖で増加しつつあるという報道がありました。日本ではアオコ(青粉)と呼ばれる、湖に緑の粉を撒いたような状態が発生しつつあるということなのだと思いますが、どの程度の広がりを持って発生しているのかは記事だけではよくわかりません。
“Atitlan tiene un grave problema ecologico”
http://www.prensalibre.com/pl/2009/octubre/24/351340.html
流域からの窒素やリンの流入によって湖水の富栄養化が進んでいるのだと思われます。シアノ・バクテリアは悪臭を引き起こしたり、酸欠状態を引き起こしたりするだけではなく、毒素を生成する種も存在しており、現在その点については分析中であるとのことです。
スタン台風以来、パナハッチェルの下水処理施設が不備なままであったり、野菜生産地となっている周辺農地からの肥料分が流入したりと、富栄養化の危険は昨日今日にはじまった話ではありません。しかし直接湖の水を飲料にしている地域もあり、早急な対策が必要であることは間違いがありません。
誰もがアティトラン湖を見放してしまったら、更に急速に汚染が進むことでしょう。実際にグアテマラの多くの河川で下水が垂れ流され、ゴミ捨て場になっている現状を振り返るならば、皆が使っている間に、出口を探すことが不可欠です。
注:10月25日付けの記事によると、アティトラン湖で発生しているのは、アオコの仲間の藍藻ではなく、リングビアといわれる、スポンジのようなマットを形成する種のようです。この種には毒素を生成する物が含まれているとのことです。
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1-2 各地で禁酒条例
ウエウエテナンゴ県のサンティアゴ・チマルテナンゴの自治体で、酒類の販売・消費の禁止され、酔っぱらいは収監され、罰金もしくはコミュニティの共同作業に従事すること、とする規則が採択されたとのことです。
これは地域の女性組織の声から生まれたとのことで、「男たちは酔っぱらって、女に暴力を振るう、酒を買うために勝手に収穫物を売り払う、そのあげくに、道で酔いつぶれ・・・」という現状に、女性たちが立ち上がったとのことです。
既にこうした動きは、トドス・サントス・クチュマタン、サンマルコス県のコミタンシージョなどでも進んでいるとのことです。「慣習法」という枠組みで、地域の人たちが、自分たちでルールを定めていく・・・大きな変化が進みつつあるように思います。
“Aqui no queremos guaro ni bolos”
http://www.elperiodico.com.gt/es/20091025/portada/121384/
────────────────────────────────
1-3 「忘れられたゲリラ戦士」
正直、この記事は何なのだろうか、というのが第一印象です。1960年代のゲリラ蜂起の拠点となったシエラ・デ・ラス・ミナスに、ゲリラ兵のグループが、武装解除も戦後補償も受けぬまま、集団生活を続けていた・・・
40年以上前にその拠点を開いたのは、セサル・モンテスというゲリラのリーダーであったという。
セサル・モンテスは数年前にこのグループに会い、驚き、「平和のゲリラ」と名付け、支援しているということらしいのだが・・・土地分配のための農園確保を巡って、二つの元ゲリラ系財団の間での綱引きをしているようでもある。
自然保護区、鉱山開発、オイルパーム拡大など、様々な利権がうごめくこの地域で、元々仲の悪い(元)ゲリラ勢力同士が、地域の運動を混乱させなければいいけれども・・・そんな危惧を抱かせるのでした。
El Periodico 2009/10/17 La guerrilla olvidada
http://www.elperiodico.com.gt/es/20091018/portada/120435/
SigloXX1 Cesar Montes
CON LA MOCHILA AL HOMBRO ”EL 20 DE OCTUBRE DE TODOS ”
http://www.sigloxxi.com/opinion/6713
NO HAY GUERRILLAS OLVIDADAS EN LA SIERRA DE LAS MINAS, Si HAY COMUNIDADES DESPOJADAS DE SUS DERECHOS
http://www.fgtoriello.org.gt/
追記:既にセサルモンテスと農民組織間でもめ事は起きていました・・・
CESAR MONTES Y LA CAMPANA NEGRA EN CONTRA DE LAS
COMUNIDADES Q'EQCHIS DE LIVINGTON (2009/4/27)
http://www.waqib-kej.org/html/comunicados.asp?id=35
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1-4 間近に迫るイシュカンの陸軍基地再開
内戦期に軍の駐屯地が置かれ、政府軍によって100以上の虐殺事件が行われたキチェ県のイシュカン。2004年になってやっと駐屯地が廃止されたにも関わらず、基地が再開され、1000人の兵隊が駐屯することになるとのことです。
住民の中には基地の再開に反対する声も根強いとのことですが、コロム大統領が率先して、麻薬対策や組織犯罪対策のために軍の展開を進めています。
組織犯罪を前に警察が無力であるとしても、軍の再展開と国内治安維持への動員は、和平協定の精神に逆行するものなのですが。
Ixcan reabre sus heridas con la presencia militar
http://www.prensalibre.com/pl/2009/octubre/10/347820.html
1-1 アティトラン湖でシアノ・バクテリアが増加
シアノ・バクテリア(藍藻)がアティトラン湖で増加しつつあるという報道がありました。日本ではアオコ(青粉)と呼ばれる、湖に緑の粉を撒いたような状態が発生しつつあるということなのだと思いますが、どの程度の広がりを持って発生しているのかは記事だけではよくわかりません。
“Atitlan tiene un grave problema ecologico”
http://www.prensalibre.com/pl/2009/octubre/24/351340.html
流域からの窒素やリンの流入によって湖水の富栄養化が進んでいるのだと思われます。シアノ・バクテリアは悪臭を引き起こしたり、酸欠状態を引き起こしたりするだけではなく、毒素を生成する種も存在しており、現在その点については分析中であるとのことです。
スタン台風以来、パナハッチェルの下水処理施設が不備なままであったり、野菜生産地となっている周辺農地からの肥料分が流入したりと、富栄養化の危険は昨日今日にはじまった話ではありません。しかし直接湖の水を飲料にしている地域もあり、早急な対策が必要であることは間違いがありません。
誰もがアティトラン湖を見放してしまったら、更に急速に汚染が進むことでしょう。実際にグアテマラの多くの河川で下水が垂れ流され、ゴミ捨て場になっている現状を振り返るならば、皆が使っている間に、出口を探すことが不可欠です。
注:10月25日付けの記事によると、アティトラン湖で発生しているのは、アオコの仲間の藍藻ではなく、リングビアといわれる、スポンジのようなマットを形成する種のようです。この種には毒素を生成する物が含まれているとのことです。
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1-2 各地で禁酒条例
ウエウエテナンゴ県のサンティアゴ・チマルテナンゴの自治体で、酒類の販売・消費の禁止され、酔っぱらいは収監され、罰金もしくはコミュニティの共同作業に従事すること、とする規則が採択されたとのことです。
これは地域の女性組織の声から生まれたとのことで、「男たちは酔っぱらって、女に暴力を振るう、酒を買うために勝手に収穫物を売り払う、そのあげくに、道で酔いつぶれ・・・」という現状に、女性たちが立ち上がったとのことです。
既にこうした動きは、トドス・サントス・クチュマタン、サンマルコス県のコミタンシージョなどでも進んでいるとのことです。「慣習法」という枠組みで、地域の人たちが、自分たちでルールを定めていく・・・大きな変化が進みつつあるように思います。
“Aqui no queremos guaro ni bolos”
http://www.elperiodico.com.gt/es/20091025/portada/121384/
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1-3 「忘れられたゲリラ戦士」
正直、この記事は何なのだろうか、というのが第一印象です。1960年代のゲリラ蜂起の拠点となったシエラ・デ・ラス・ミナスに、ゲリラ兵のグループが、武装解除も戦後補償も受けぬまま、集団生活を続けていた・・・
40年以上前にその拠点を開いたのは、セサル・モンテスというゲリラのリーダーであったという。
セサル・モンテスは数年前にこのグループに会い、驚き、「平和のゲリラ」と名付け、支援しているということらしいのだが・・・土地分配のための農園確保を巡って、二つの元ゲリラ系財団の間での綱引きをしているようでもある。
自然保護区、鉱山開発、オイルパーム拡大など、様々な利権がうごめくこの地域で、元々仲の悪い(元)ゲリラ勢力同士が、地域の運動を混乱させなければいいけれども・・・そんな危惧を抱かせるのでした。
El Periodico 2009/10/17 La guerrilla olvidada
http://www.elperiodico.com.gt/es/20091018/portada/120435/
SigloXX1 Cesar Montes
CON LA MOCHILA AL HOMBRO ”EL 20 DE OCTUBRE DE TODOS ”
http://www.sigloxxi.com/opinion/6713
NO HAY GUERRILLAS OLVIDADAS EN LA SIERRA DE LAS MINAS, Si HAY COMUNIDADES DESPOJADAS DE SUS DERECHOS
http://www.fgtoriello.org.gt/
追記:既にセサルモンテスと農民組織間でもめ事は起きていました・・・
CESAR MONTES Y LA CAMPANA NEGRA EN CONTRA DE LAS
COMUNIDADES Q'EQCHIS DE LIVINGTON (2009/4/27)
http://www.waqib-kej.org/html/comunicados.asp?id=35
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1-4 間近に迫るイシュカンの陸軍基地再開
内戦期に軍の駐屯地が置かれ、政府軍によって100以上の虐殺事件が行われたキチェ県のイシュカン。2004年になってやっと駐屯地が廃止されたにも関わらず、基地が再開され、1000人の兵隊が駐屯することになるとのことです。
住民の中には基地の再開に反対する声も根強いとのことですが、コロム大統領が率先して、麻薬対策や組織犯罪対策のために軍の展開を進めています。
組織犯罪を前に警察が無力であるとしても、軍の再展開と国内治安維持への動員は、和平協定の精神に逆行するものなのですが。
Ixcan reabre sus heridas con la presencia militar
http://www.prensalibre.com/pl/2009/octubre/10/347820.html
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