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2010/02/23

最近のグアテマラのニュースなど

 グアテマラの最近の話題をメールマガジンから。

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    グアテマラへようこそ メールマガジン
              2010年2月23日発行  第60号
              発行部数:265
              発行:グアテマラへようこそ@ねっと
          http://homepage2.nifty.com/Guatemala/  
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気づいたらこのメールマガジンも5年間も続いてしまいました。
2005年3月に発行を開始し、ついに60号となりました。
 今回はニュース中心の構成となりました。(あお)
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 グアテマラへようこそ ●目次●
●1 グアテマラ短報
1-1 アティトラン湖の水質汚染に取り組んでみたものの・・・
1-2 イサバル県の保護区内でガス供給基地建設工事
1-3 アルコール販売規制条例
1-4 慣習法の尊重を要求
1-5 元特殊部隊隊員を虐殺事件関与の疑いで逮捕
1-6 鉱山開発による健康被害等の調査に政府は重い腰を上げる
1-7 手榴弾による襲撃事件が増加
1-8 メキシコへ砂糖が流出
●2 「先住民族女性の民衆法廷への支援」のお願い
●3 開発と権利のための行動センターから
3-1 2/26 南米報告会 難民となったコロンビア先住民族の現状と課題
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●1 グアテマラ短報
1-1 アティトラン湖の水質汚染に取り組んでみたものの・・・
 アルバロ・コロム大統領は最初の取り組みとして、太陽電池を利
用した、水中に空気を供給する装置を設置。そのほかに汚水管理の
強化、流域の植林などに取り組むと発言。
 ・・・しかし設置された装置は数日後に水没。その後湖岸に放置
されているという。元々実効性というよりは、シンボル的な意味し
かなかったようであるが、それが最初に沈んでしまうとは。
(Prensa Libre紙の記事から)
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1-2 イサバル県の保護区内でガス供給基地建設工事
 イサバル県のプンタ・デ・マナビケ保護区において、環境省の
許可なく、トムサ・グループがガス供給基地を設置するための工事
を開始。しかし環境団体の抗議、国家保護区審議会の中止命令など
により、工事は中止を命じられた。トムサは、コロム大統領の外遊
の際にしばしば所有する飛行機を貸与するなど、大統領と親密な関係
にある。(Prensa Libre紙の記事から)
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1-3 アルコール販売規制条例
 キチェ県ホヤバフでは、夜10時以降のアルコール類の販売を禁止
する条例を制定。地域住民のイニシアティブから生まれた取り組みが、
自治体の条例に結びついたとのこと。(Prensa Libre 2010/02/5)
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1-4 慣習法の尊重を要求
 村の水源地の売却を巡って紛争を抱えるソロラ県、タブロン村の
プログレッソ地域の住民は、問題の解決のために、マヤの慣習法を
尊重することを要求。「マヤの世界観では、司法は、寛容に基づき、
双方の合意、新しい関係の均衡、地域の平安と対話を重視する」と
述べている。この地域では、水源地の所有者が、その土地を取引しな
いという合意を破り、土地を売却、更に新所有者が司法に訴える事態
になっているとのこと。(Prensa Libre 2010/02/6)
http://www.prensalibre.com/pl/2010/febrero/06/373491.html
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1-5 元特殊部隊隊員を虐殺事件関与の疑いで逮捕
 リオス・モント政権下で行われた軍の特殊部隊による虐殺事件に
改めて捜査が進められている。1982年にペテン県のドス・エレスで
17人のカイビル部隊によって252人の村人が殺害された事件で、
首謀者2名が逮捕された。逮捕命令は1999年に出されていたが、
2001年の憲法裁判所の判決で無効とされていた。しかし米州人権
裁判所が昨年11月に出した判決によって、調査を行い、処罰する
ことを要求。これに基づき、司法手続きが再開されたものである。
(Prensa Libre紙、2010/02/10、02/12他 及びCIDH判決)
CORTE INTERAMERICANA DE DERECHOS HUMANOS
CASO DE LA MASACRE DE LAS DOS ERRES VS. GUATEMALA∗
SENTENCIA DE 24 DE NOVIEMBRE DE 2009

http://www.corteidh.or.cr/docs/casos/articulos/seriec_211_esp.pdf
(英語http://www.corteidh.or.cr/casos.cfm?idCaso=331&CFID=348361&CFTOKEN=81942580
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1-6 鉱山開発による健康被害等の調査に政府は重い腰を上げる
 サン・マルコス県のマルリン鉱山周辺で多発する皮膚病について、
保健省は調査を行うことを表明。(Prensa Libre紙、2010/02/15)
また住居への被害についても政府は特別のチームを編成して調査
するという。(Prensa Libre紙、2010/02/8)
 またマルリン鉱山の廃水処理の故障からクイルコ川に重金属を
含む排水が流れ込んだという告発もなされている。
(Prensa Libre紙、2010/02/17)
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1-7 手榴弾による襲撃事件が増加
 今年に入って、バスなどに手榴弾が投げ込まれるという事件が既に
5件発生しているという。昨年も27件起きているということである
が、犯罪組織などによって使われるケースが増えているとのことであ
る。記事によるとブラックマーケットでは一つ1500円ほどで購入でき
るとのこと。(Prensa Libre紙、2010/02/13)
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1-8 メキシコへ砂糖が流出
 グアテマラからメキシコへの砂糖の密輸が続いており、メキシコ国境
に近い県では砂糖価格の上昇、品不足まで引き起こしているという。
 (Prensa Libre紙、2010/02/18)
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●2 「先住民族女性の民衆法廷への支援」のお願い
 3月4日、5日にグアテマラ・シティで開催される、グアテマラ戦時
下性暴力を裁く民衆法廷への支援要請
 詳細は下記チラシ 
http://www.jca.apc.org/recom/2010/guate-minsyuhote.pdf
また民衆法廷について、日本国内からの支援を呼びかけるラジオ放送
が14日にありました。その内容を次のサイトから聞くことができます。
 http://797podcast2.seesaa.net/

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●3 開発と権利のための行動センターから
 グアテマラではないのですが、いくつかラテンアメリカ関連の
イベントがあります。
3-1 2/26 南米報告会 難民となったコロンビア先住民族の現状と課題
  日時:2010年2月26日(金)午後6時半~8時半
  会場:アイヌ文化交流センター(東京駅八重洲南口より徒歩4分)
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/02/226-f83f.html
3-2 「エクアドルから債務取り消しに取り組む女性を招いて」
  東京交流会 3月19日(金) 18:30から予定
詳細はおって行動センターのブログに掲載します。
「おおさか社会フォーラム」に参加する前に東京で交流会を行うものです。
http://osaka.socialforum.jp/

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