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2010/04/24

気候変動と母なる大地:モラレス大統領

 ボリビアのコチャバンバで開催された「気候変動および母なる大地の権利に関する世界民衆会議(Conferencia Mundial de los Pueblos sobre Cambio Climático y los Derechos de la Madre Tierra)では、ボリビアのエボ・モラレス大統領が20日の開会式に際して演説を行いました。

 モラレス大統領は

「人々の声が聞き入れられなかったからこそ、この場に集まる必要があったこと」、「コペンハーゲンの会議は失敗であり、そのために今コチャバンバに集まっている」ことを述べるとともに、「気候変動の原因は資本主義であり、資本主義は母なる大地の敵であり、母なる大地を尊重すること。資本主義を変えない限りは、(気候変動に対して)どのような対策を取っても、それは不十分になるだろう」と語っています。

「人類はいま、資本主義つまり死への道を続けるのか、自然との調和と生命の尊重という人類が生き残るための道を選ぶのか、その選択を迫られています。新しいシステムは自然との調和を取り戻し、また人類の間の調和を取り戻すものです。人々の間に公正があってこそ、自然との調和も実現します...新しいシステムは補完と連帯、公正、母なる大地の尊重を基盤にするのです」。

「西洋では人類は大地を支配し、従属させようとしますが、私たち先住民族の世界では、私たち、男性も女性も母なる大地の一部であり、そこから生まれ、そこに戻っていきます。だから土地を売るなどと言うことはできないのです。資本主義は母なる大地を略奪し、その子どもたちを略奪してきました。資本主義は飢餓と不平等、地球の破壊と同じ意味をもつのです。地球を救うために、集まり、再考し、そして組織し、行動しましょう」
 
 日本語での関連情報は
ジュビリー関西ネットワークなどを参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/
会議のオフィシャルサイトはこちら
http://cmpcc.org/
モラレス大統領の演説の音声ファイルはこちら
Se hicieron cargo
http://www.radiomundoreal.fm/Se-hicieron-cargo?lang=es 

 青西

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