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2010/11/09

コロンビアのワユ民族の女性たちの闘いとイベント案内

 下に案内しているシネミンガの上映するドキュメンタリーの一つにコロンビアのワユ民族女性の作品があります。この作品の制作に関わったワユ民族女性のカルメンさんは、ちょうど名古屋で開催されていた生物多様性条約締結国会議COP10に参加していました。

「日本で、私たちの抱える問題、先住民族が抱える問題について、私たちが作成したドキュメンタリーを共有できることをうれしく思います。私たちは先住民族テリトリーにおける資源開発の問題を抱えています。地域で行われている石炭開発は、環境への大きな影響を引き起こしており、私たちはこうした問題を告発しています。経験を共有し、連帯を深めていくことが大切です。(カルメン 10/29)」



 またコロンビアで開催されていた「記憶のための週間」においては、歴史的な記憶回復の取り組みの一環として、アルタ・グアヒラのバヒア・ポルテテ(Bahía Portete)における虐殺の報告が、生存者や被害者の家族から行われたという。
 2004年に発生したこの事件では、40名のパラミリタリーによって4名の女性を含む、6名が殺害されたという。リストを手に入ってきたパラミリタリーは、狙いをつけた人々を拷問し、殺害した。更にワユ民族の聖地である先祖の墓地を破壊したという。この事件をウリベ政権は、ワユ民族の家族間の対立によって引き起こされたと喧伝していた。その後ワユ民族の600名ほどが国内避難民として、土地を離れざるえなかった。
 しかしワユ民族、ワユの女性たちは植民地支配に対して、スペイン人による宣教に対して、そして政府による開発プロジェクトやパラミリタリーに対しても戦い続け、土地を守るために闘ってきた。
 現在、ワユ民族は観光開発、セレホン社(Cerrejón)による世界最大級の露天掘りの採炭、メデジン公社による風力発電基地などに脅かされている。
 先住民族のコミュニティはそのテリトリーを追われ、聖地を破壊され、こうした事態はワユ民族に破壊的な影響を引き起こしている。しかし企業がそのテリトリーで自然資源を開発したことによる利益を受けることはない。(下記文書のまとめ)
Masacre de Bahía Portete: etnocidio contra los wayúu
http://elturbion.modep.org/drupal/?q=node/2913



 コロンビアに関連するイベントが続きます。

1)11/14 コミュニティビデオ上映会
+ オンラインによる作家とのQ&A
in 東京・パリ・ニューヨーク・ポパヤン
  南米コロンビアのナサ民族と恊働制作したドキュメンタリーや、ワユ民族の女性グループが制作したビデオを、東京・パリ・ニューヨーク・ポパヤン(南米コロンビア)で時差を利用して、同日上映します。インターネットを通じて、各地とコロンビアをライブで結び、制作者との質疑応答も行います。
地球の裏側で暮らす先住民族の市民フィルムメーカーと直接話してみませんか?
http://blog.canpan.info/cineminga/archive/111

2)11/21 南米連続勉強会
第一回 コロンビアの鉱山開発と地域住民による抵抗
11月21日(日) 午後2時から 会場:JICA地球ひろば 401号室
こちら
http://cade.cocolog-nifty.com/ao/2010/10/1121-21b0.html

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