COP16 関連情報
気候変動会議
ジュビリー関西ネットワークの内富一さん提供の情報など、開発と権利のための行動センターのメーリングリストに投稿された情報などを整理してお伝えします。
1)REDDとエクアドル
「デモクラシー・ナウ」のサイトには「エクアドル大統領が語るウィキリークス、9月のクーデター、米国の気候資金提供拒否、賛否両論の森林計画REDD」というビデオが掲載されています。
http://www.democracynow.org/2010/12/9/ecuadoran_president_rafael_correa_on_the
コレア大統領のREDDに対する意見は
・市場は現実に存在するものであり、市場メカニズムを拒否するのではなく、それを以下にコントロールして、利用していくかという点にある。
2)「REDDは新しい環境対策か」
REDDは新しい環境対策か?先住民団体が温室ガス排出相殺目的の市場主導の森林保護策に反対
http://www.democracynow.org/2010/12/9/is_redd_the_new_green_injustices
・先進国が排出量削減という責任を果たすわけではない
・森林を利用してきた住民、先住民族がその権利を剥奪される
3)ジュビリー関西のサイト
現地のデモの様子などを紹介しています。
【COP16写真速報3/COP16カンクン現地から】12・7「気候正義を求めるグローバル行動デー」(世界最大の農民運動団体ヴィア・カンペシーナの闘い)
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101210/1291958113
4)IPSのニュース (英文もしくは西文)
Protesters Say "No" to Climate Market(12/8)
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=53805
New Forest Agreement - REDD Hot Issue at Cancún
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=53767
REDD at Cancún Causes Angst in India
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=53773
5)「 街頭に飛び出した気候正義:コペンハーゲンの轍は踏まない」(2010/12/8)
(原文および画像)http://e-info.org.tw/node/61722 (ATTACjapan 稲垣さん訳)
「メキシコ内外のさまざまな組織からやってきた人々は、現地時間の7日、気候変動枠組条約会議の会場までデモ行進を行い、クライメイトジャスティス(気候正義)、権利の保護、森林伐採の停止、マザーアースを守ることなどを訴えた。2000名余りの参加者は、昨年のコペンハーゲンのときの暴力的衝突と大規模な逮捕が再演されなかったことに一安心した。
会場周辺では武装したメキシコ警察、安全部隊が厳戒態勢で警備を行っており、「生活、社会、環境の正義のためのインターナショナルマーチ」(International March for Life, and Social and Environmental Justice)の活動家は目的地の国際会議場までは到達できなかった。
警察は会議場につながる主要道路を封鎖し、デモ参加者は国際会議場に近づくことはできなかったが、デモ行進自体は夕方に平穏に終了した。警備とデモ隊双方が自重したこともあり、暴力的な衝突には至らなかった。
今回のマーチは、農民の権利を訴える国際組織ビア.カンペシーナをはじめ、国際先住民族協議会、移住労働者組織の代表、環境活動家、労働者、そしてメキシコのさまざまな市民組織と世界各地からの代表が参加した。
デモにはメキシコ先住民族組織のRITAの代表Cecilio Solisをはじめ、メキシコおよびラテンアメリカ各国、北米、アジア、太平洋諸島などの先住民族の代表も参加した。
自然と環境の商品化を進める一部の国々と企業に対して、先住民族の代表たちは「マザーアースは売り物ではない!われわれの水は売り物ではない!われわれの土地は売り物ではない!」の声を上げて抗議した。
Cecilio Solisは、気候変動枠組会議において先住民族の充分かつ効果的な参加と交渉の権利、および事前の情報とそれに基づく同意の権利を要求している。彼は、先住民族の権利をカンクン会議の協定に組み入れること、各国政府代表が気候危機の重要性を認識することを呼びかけた。
RITAの声明では、温室効果ガスの排出を削減し、世界各地における生命に対する危険を回避するために、工業化諸国がマザーアースを守るための責任を引き受けること、効果的で具体的で法的拘束力のある行動を約束することを要求している。
ジュビリー関西ネットワークの内富一さん提供の情報など、開発と権利のための行動センターのメーリングリストに投稿された情報などを整理してお伝えします。
1)REDDとエクアドル
「デモクラシー・ナウ」のサイトには「エクアドル大統領が語るウィキリークス、9月のクーデター、米国の気候資金提供拒否、賛否両論の森林計画REDD」というビデオが掲載されています。
http://www.democracynow.org/2010/12/9/ecuadoran_president_rafael_correa_on_the
コレア大統領のREDDに対する意見は
・市場は現実に存在するものであり、市場メカニズムを拒否するのではなく、それを以下にコントロールして、利用していくかという点にある。
2)「REDDは新しい環境対策か」
REDDは新しい環境対策か?先住民団体が温室ガス排出相殺目的の市場主導の森林保護策に反対
http://www.democracynow.org/2010/12/9/is_redd_the_new_green_injustices
・先進国が排出量削減という責任を果たすわけではない
・森林を利用してきた住民、先住民族がその権利を剥奪される
3)ジュビリー関西のサイト
現地のデモの様子などを紹介しています。
【COP16写真速報3/COP16カンクン現地から】12・7「気候正義を求めるグローバル行動デー」(世界最大の農民運動団体ヴィア・カンペシーナの闘い)
http://d.hatena.ne.jp/Jubilee_Kansai/20101210/1291958113
4)IPSのニュース (英文もしくは西文)
Protesters Say "No" to Climate Market(12/8)
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=53805
New Forest Agreement - REDD Hot Issue at Cancún
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=53767
REDD at Cancún Causes Angst in India
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=53773
5)「 街頭に飛び出した気候正義:コペンハーゲンの轍は踏まない」(2010/12/8)
(原文および画像)http://e-info.org.tw/node/61722 (ATTACjapan 稲垣さん訳)
「メキシコ内外のさまざまな組織からやってきた人々は、現地時間の7日、気候変動枠組条約会議の会場までデモ行進を行い、クライメイトジャスティス(気候正義)、権利の保護、森林伐採の停止、マザーアースを守ることなどを訴えた。2000名余りの参加者は、昨年のコペンハーゲンのときの暴力的衝突と大規模な逮捕が再演されなかったことに一安心した。
会場周辺では武装したメキシコ警察、安全部隊が厳戒態勢で警備を行っており、「生活、社会、環境の正義のためのインターナショナルマーチ」(International March for Life, and Social and Environmental Justice)の活動家は目的地の国際会議場までは到達できなかった。
警察は会議場につながる主要道路を封鎖し、デモ参加者は国際会議場に近づくことはできなかったが、デモ行進自体は夕方に平穏に終了した。警備とデモ隊双方が自重したこともあり、暴力的な衝突には至らなかった。
今回のマーチは、農民の権利を訴える国際組織ビア.カンペシーナをはじめ、国際先住民族協議会、移住労働者組織の代表、環境活動家、労働者、そしてメキシコのさまざまな市民組織と世界各地からの代表が参加した。
デモにはメキシコ先住民族組織のRITAの代表Cecilio Solisをはじめ、メキシコおよびラテンアメリカ各国、北米、アジア、太平洋諸島などの先住民族の代表も参加した。
自然と環境の商品化を進める一部の国々と企業に対して、先住民族の代表たちは「マザーアースは売り物ではない!われわれの水は売り物ではない!われわれの土地は売り物ではない!」の声を上げて抗議した。
Cecilio Solisは、気候変動枠組会議において先住民族の充分かつ効果的な参加と交渉の権利、および事前の情報とそれに基づく同意の権利を要求している。彼は、先住民族の権利をカンクン会議の協定に組み入れること、各国政府代表が気候危機の重要性を認識することを呼びかけた。
RITAの声明では、温室効果ガスの排出を削減し、世界各地における生命に対する危険を回避するために、工業化諸国がマザーアースを守るための責任を引き受けること、効果的で具体的で法的拘束力のある行動を約束することを要求している。
| 固定リンク
「気候変動」カテゴリの記事
- 7/24 勉強会:気候資金を巡る議論は社会的公正に結びつくのか(2011.07.07)
- 気候変動、REDD資料紹介(2011.06.21)
- 4/23 気候変動と社会的公正を考える連続学習会 第一回(2011.04.21)
- ボリビア:母なる大地の権利法(訳)(2010.12.30)
- REDDへの懸念:ラオスにおける調査案件(2011.01.14)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- グアテマラ:チクソイダム建設に対する補償がやっと実現か(2014.02.05)
- ボリビア:TIPNISの動きの確認(2014.01.29)
- 「自然の権利に関する国際法廷」(2014.01.29)
- 国際的な批判に右往左往する世界銀行グループのIFC(2014.01.27)
- UNEPが土地の持続的な利用を目指す報告書(2014.01.27)
コメント