ハイチ

2010/03/24

ハイチ:米州開発銀行は債務取り消しで合意

 米州開発銀行は3月22日、ハイチに対する債務、478百万ドルを取り消すことで合意したとのことです。更に、2,000百万ドルを復興のために今後十年をかけて贈与するとのこと。日本政府も、米州開発銀行総会にて、債務取り消しを支持する発言を行っている。
 こうした資金がどう使われていくのか、今後重要なポイントになる。
 
 青西
関連サイト
BBC-Mundo BID condonará millones de la deuda de Haití
http://www.bbc.co.uk/mundo/economia/2010/03/100322_haiti_deuda_bid_zuluaga_terremoto.shtml
BID aprueba histórica expansión de capital, paquete financiero para Haití 
http://www.iadb.org/am/2010/pages.cfm?lang=es&id=6805&type=pr 
(英語・スペイン語)
日本国政府 財務省 米州開発銀行総会演説
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokkin/idb220322.htm 

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2010/03/09

震災後のハイチの状況について

 2月3日から2月24日にかけて、震災後のハイチを取材したフォトジャーアナリスト、佐藤文則氏の報告会が、3月7日横浜市栄区の「あーすぷらざ」にて開催されました。
 長年ハイチでの取材活動を行ってこられた佐藤氏が、震災前の状況との比較なども交えながら,ハイチにおける震災の状況を報告されました。
 
 ここでは、緊急援助の動向と復興にむけての歩みに焦点を当てて、報告及び質疑応答の中からいくつかのテーマをまとめて報告します。

<ローカル・エコノミーの確立>
 援助物資が広範に出回ることで、地域住民の経済、ローカル・エコノミーが壊れてしまうことが問題となってくると思います。貧困住民の多い、シテ・ソレイユでも多くの住民が基本食糧を確保する一方、食堂の営業が成り立たなくなっています。

<現地で必要とされているもの>
 現地で必要とされている資材は大型のテントです。しかしこうしたテントは既に在庫が枯渇しており、入手まで1ヶ月なり待たなくてはならない状況だと聞いています。援助機関では、テントの代わりにビニールシートを配布すると行ったことを行っています。

<トイレ>
簡易トイレはかなり設置されるようになり、だいぶ数は増えてきました。

<ハイチの医療状況>
 現在は、震災での傷病と一般的な傷病の患者数は半々ぐらいだろうという話を聞きました。もともと医療状況が悪かったところで、薬代などもかからずにただで医療サービスが受けられるという点で、過去と比べてもいい状況にあると言えるかもしれません。しかしそれがいつまで続くかはわかりません。病院の再建など医療体制の確立も必要でしょう。

<必要とされる被災民の状況把握>
 テント暮らしも半年ぐらいが限度でしょうから、仮設住宅も必要になるでしょう。既に作っている動きもありますが、何十万という人に住居を提供するというのは不可能でしょう。そのために調査をして、被災状況を調査して、具体的な状況を把握することが重要だと思います。ハイチ政府も家族構成や家の状況などを聞き取り調査を行っているようです。
 被災した方でも,余震による崩壊などを恐れて、テント村で生活している人も多いので、戻れる人には戻れるような支援というのが必要だろうと思います。

<米軍の存在>
 米軍の存在については議論もあるようですが、 米軍については、私自身は今回だけは、どうしようもなかったのではないかと考えています。大量の重機や援助物資や人員をスムーズに輸送・移動できるのは、軍のような組織しかありません。ただ、引き際が重要になってきます。今のところ市民は歓迎していますが、しかし駐留が長引いてくると歴史的な反感が出てくるのではないかと思います。

<国連やNGOの支援>
 国連・NGOも存在感を示しています。しかし多数のNGOが活動しているので、調整作業が大変なようです。またNGOなどもテントで生活するというような状況で支援しているようです。一所懸命がんばっているようです。

<援助物資の分配>
 テント村にいるから、食糧援助が受け取れる、というような状況ではありません。不公平な分配が行われています。受け取れる人もいれば、受け取れない人もいるという状況です。受け取るためのカードもあるのですが、それがどこでもらえるのかがわからない、またいつ、どこで援助物資を分配するという情報が、全員に行き渡らず、委託を受けているのであろう現地のNGOが、身内主義というか、家族や友人に優先して情報を流しているという状況があるようです。こうしたことは、どこの国でも起こりうることでしょうが、より公正に分配できるようなシステムが必要です。

<ハイチ政府>
 ハイチ政府の動きは残念ながらよく見えてきません。CNE(Centre national déquipements:公共事業局)のトラックが瓦礫撤去に動いているのを見かけるぐらいです。それ以外は存在感はありません。
 首相も先日、援助がどのように動いているか把握できていないという発言をしていました。国際社会も、これまでのハイチ政府の汚職がひどいと言うことなどもあり、あまりお金を渡したくないようで、実際にハイチ政府が受け取っているのは10%ぐらいではないかという、話も聞いています。首相も、いったいどれだけの資金がNGOに流れているのかもわからず、フラストレーションを溜めているのだと思います。
 国民の中にも大統領のリーダーシップが欠けるという声もあります。しかし政府に対する非難というのはいつでも起こるわけですし、またハイチの政治機構の脆弱さというのは長年の問題ですから、ここで単に非難するだけではなく、とりあえず顔を立て、そしてサポートすることが重要だろうと思います。

<ハイチの人たちの対応>
 ハイチの人たちは政府に文句を言いますが、最後には自分たちだけでどうにかしてしまいます。長年そうやって生きてきて、ハイチ政府というのもそこに甘えてきたところがあるように思います。
 
<これからの再建にむけて>
 国際社会に加えて、ハイチ人自身の力が必要ではないかと思います。もちろん一般の人は、日々の生活だけでも大変なので、政治家やインテリ層が一緒に集まり、話し合いをしていくことが重要だと思います。
 今回の不幸な出来事をバネに、単に地震からの復興だけではなく、ハイチという国の再建に向かう、いい機会として利用されることを祈っています。

 まとめ:開発と権利のための行動センター
     青西靖夫

フォトジャーナリスト 佐藤文則さんのサイト
http://www.k2.dion.ne.jp/~satofoto/

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2010/02/19

ハイチ・米国・軍隊・緊急援助

追記:
2月18日にハイチのプレバル大統領とフランスの政治家ニコル・ゲドゥフ氏(Nicole Guedj)の連名で、国連はPKO(ブルー・ヘルメット)に代わる緊急援助部隊(レッド・ヘルメット)を設置すべきという記事が掲載されている。
Après le séïsme en Haïti, il est urgent que l'ONU créé des "casques rouges"/Para la creación de los Cascos Rojos a la ONU/Bring on the red helmet brigade
http://www.elpais.com/articulo/internacional/creacion/Cascos/Rojos/ONU/elpepuint/20100218elpepuint_9/Tes
http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2010/feb/18/red-helmet-un-relief
ゲドゥフ氏はLa Fondation Casques Rougesの代表でもある。
http://www.nicoleguedj.com/


追記2:米国にてオバマ大統領と会談したハイチのプレバル大統領は、ホワイトハウスでの会見の席においても、あらためて「レッド・ヘルメット」の設立を提案したという。
更にこの記事では2万人近くが展開した米軍は,徐々に撤収し、当面8千人ぐらいが残るとのことである。
Haití propone crear fuerza de “cascos rojos”(BBC-Mundo 2010/03/01)
http://www.bbc.co.uk/mundo/america_latina/2010/03/100310_1849_preval_obama_ao.shtml

 ハイチ・米国・軍隊・緊急援助

ハイチの震災に対して、米国が多数の米軍部隊を送り込んだことに対して、
援助を名目にハイチを占領しているという批判がベネズエラのウーゴ・チャベ
ス大統領やボリビアの副大統領からなされている。1) 日本のNGOも「ハイチ
地震 侵略のための無秩序戦略」という翻訳記事によって、米国が軍事的占領
を主目的に軍隊を派遣しているという論調の記事を紹介している。2)
 これが事実だとすれば、日本社会からも積極的に情報をフォローしていく必
要があるだろう。本気で占領を目指しているとすれば、本格的に動き出すのは、
これからであろうし、日本のPKOも派遣されている。PKOの派遣は米国の顔色伺
いという側面もあり、米国がハイチの占領を目指しているというのであれば、
日本もその一端を担うことになりかねないからである。3)こうした視点から
「ハイチへの自衛隊PKO派遣をやめよ!」という声も出ている。4)
 
 過去のハイチと米国の歴史、米国による侵略と占領の歴史を消すことはでき
ないが、果たして現在、本当に米国がハイチの占領を意図しているのか、この
点については納得できる情報をまだ目にしていない。
 キューバと目と鼻の先にあるという地理的な条件や石油資源の存在5)も言わ
れるが、果たしてそれが占領のためのコストに見合うものなのか。 地下資源
の開発など、占領などというコストを払わなくても、脆弱な国家の元で利権を
かすめ取る方法など石油企業はいくらでもノウハウを持っていることであろう。
 いずれにせよ震災の緊急救援当初に見られた米軍批判はここのところすっか
り陰を潜めてしまい、今はほとんどそうした論調の批判を見つけることができ
ない。この点については、また情報が出てくるのを待つことにしたい。


 もう一つの論点はハイチの緊急救援における米軍の役割であろう。日本ラテ
ンアメリカ協力ネットワークが掲載している「ハイチ地震 侵略のための無秩
序戦略」では、空港管制や援助物資の分配などで米国/米軍が障害になってい
たと見なしている。2)
 しかしながら個人的には、「残念ながらも」、米軍の緊急展開は必要であっ
たし、「米軍でも役に立った」と考えている。米国/米軍によるポルト・プラ
ンスの空港管制の問題も指摘されているが、実際にどこまで米国機を優先した
ものなのか、駐機場の不足と多数の救援機の飛来による混乱によるものなのか
は明確ではない。6)
米軍の救援活動に問題があったとすれば「米軍の救援活動もやっとリズムを
つかんだ」7)という記事にあるような話で、「うまくはない」、ということで
はないかと考えている。米軍が機材を有しているからと言って、緊急救援の専
門部隊ではないし、どのような組織にせよ、緊急救援の現場で、その状況の中
での適切な手法の模索というのはあり得る話である。8) (あるいは米軍はこ
うして、どこかの空爆後の治安管理と民政回復のシュミレーションをしている
のかもしれないが。)
 いずれにせよ、救援活動において意図的なサボタージュや軍事行動を優先し
たことによる妨害行為があったというのであれば、それは徹底的に追求して指
弾されるべきものであって、「こんな話もありましたよ」で済む話ではないで
あろう。しかしこれも検証する記事を見かけてはいない。9)
 
 
 問題は、現在に至るまで、軍隊しかこのような状況に対応するだけの人材、
機材、装備を有する組織が存在していないことであろう。別に多数のヘリコプ
ターにせよ、輸送機にせよ、国レベルでの予算さえ確保されれば、軍隊ではな
くても所有し、管理し、利用することは可能である。高度に装備を調えられた
緊急部隊を、国の判断によって整備することは可能である。自衛隊や軍隊に予
算を配分しているのと同様に可能である。そして緊急救援ためにより専門的に
準備することも可能なのである。
 今回のハイチPKOのように安易に自衛隊派遣に向かうのではなく、もう少し
他の可能性について議論が展開すべきであったと思われる。(2010/2/16)
 
 青西

1)「援助名目に米がハイチ占領 ベネズエラ大統領が批判」 朝日新聞 
2010/01/18
http://www.asahi.com/international/update/0118/TKY201001180472.html
"Temen que Haiti se convierta en otra base militar de EE.UU”
http://www.jornadanet.com/Hemeroteca/n.php?a=42525-1&f=20100120
2)「ハイチ地震 侵略のための無秩序戦略」 翻訳(原文2010/01/18)
  日本ラテンアメリカ協力ネットワーク
http://recomblog.blog92.fc2.com/blog-entry-62.html
3)「解説:PKO派遣 対米改善狙う」 毎日新聞 2010/1/26
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20100126ddm002030097000c.html
ハイチPKO、対米改善の狙いも=北沢防衛相 2010/1/26
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201001/2010012600912
4)リブ・イン・ピース☆9+25ブログ:「ハイチへの自衛隊PKO派遣を
やめよ!」
http://www.liveinpeace925.com/latin_america/haiti_quake100126.htm
5)〔ハイチ NOW〕 米軍の展開 その影に「石油」
http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/01/post-0645.html
Oil in Haiti - Economic Reasons for the UN/US Occupation
http://globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=17149
Espaillat Nanita revela en Haiti existen grandes recursos de oro y
otros minerales
http://www.espacinsular.org/spip.php?article8942
6)MSF plane with lifesaving medical supplies diverted from landing
in Haiti
http://www.msf.org/msfinternational/invoke.cfm?objectid=48616897-15C5-F00A-257556B8AC216486&component=toolkit.pressrelease&method=full_html
US military operations block relief efforts in Haiti
http://www.wsws.org/articles/2010/jan2010/hait-j21.shtml
US military defends efforts to manage Haiti airport logjam(2010/01/
20)
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jkG6AVse8STcejoWk_o4-4_AuZIA
7)In Haiti, U.S. Military Relief Effort Finally Finds Its Rhythm
http://www.aolnews.com/world/article/in-haiti-us-military-relief-effort-finally-finds-its-rhythm/19327377
8)US begins airdrops of food and water into Haiti
http://news.bbc.co.uk/2/hi/8466973.stm
The U.S. Military in Haiti: A Compassionate Invasion
http://www.time.com/time/specials/packages/article/0,28804,1953379_1953494_1954326,00.html
9)米軍の展開状況について
Operation Unified Response, GlobalSecurity.org
http://www.globalsecurity.org/military/ops/unified-response.htm
10)その他 興味深いサイトなど(日本語)
ハイチは我々にとって何か?(1)
http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2010/02/post_bd2d.html
ハイチPKO参加はアフガン派兵の前哨戦
http://mdebugger.blog88.fc2.com/blog-entry-60.html

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2010/02/09

ハイチの債務免除へ

 ハイチ関連の最近のニュースからいくつか
 
1)神奈川県横浜市栄区の「あーすぷらざ」で次のようなイベントが計画されています。
http://www.k-i-a.or.jp/plaza/news/20100207_hiroba.html#d
 現地取材報告会・震災後のハイチ報告
2月に現地取材を行うフォトジャーナリスト、佐藤文則さんによる現地の報告
です。これまで長年ハイチの人びとを見つめてきた佐藤さんに、震災後の現地
の状況と、なぜ被害が拡大したかその背景などについてもふれていだだきます。
今私たちにできること、すべきことなど共に考えていきましょう。
■日 時:3月7日(日) 13:30~15:30
■場 所:5階・映像ホール
■定 員:先着130名
■参加費:無料
■申込み方法: ※事前申込み制
詳細は上のリンクで確認ください。

佐藤文則さんのHPとブログ
http://www.k2.dion.ne.jp/~satofoto/
http://blog.goo.ne.jp/fumisatoh2010/


2)2月7日付けのBBCの報道によると、カナダで開かれていた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)において、ハイチの再建のために、二カ国間の債務を免除する方向で合意がなされたとのことです。
 しかし既に債務の免除も進んでおり、G7諸国が有する二カ国間債務は大きくはなく、多国籍機関である米州開発銀行やIMFが有する9億ドルの債務が大きな問題であり、こちらの免除にも取り組んでいくとのことです。
G7 condona deuda de Haití
http://www.bbc.co.uk/mundo/america_latina/2010/02/100206_0014_haiti_deuda_jaw.shtml

G7 nations pledge debt relief for quake-hit Haiti
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/8502567.stm

3)また2月3日、国連の潘基文事務総長は、元米国大統領のクリントン氏を国連や各国政府、民間組織などによる援助活動の調整の最高責任者に指名しました。
クリントン元大統領は2009年5月に国連のハイチ特使に任命されています。
 
クリントン元大統領、再度ハイチへ 援助活動調整の責任者として
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN201002050013.html
Bill Clinton coordinará ayuda en Haití
http://www.bbc.co.uk/mundo/america_latina/2010/02/100203_2031_haiti_clinton_jaw.shtml 

4)ハイチに石油利権
 カナダのグローバル・リサーチ研究所のレポートを引用して、ハイチに存在する石油資源が米軍の展開の背景にあるのではないかというブログ記事が掲載されています。
 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2010/01/post-0645.html

 他にもこんな記事がありました。
ハイチ:なぜ米軍が指揮をとるのか?→ハイチのコメ問題へ
http://autumncaldera.blog101.fc2.com/blog-entry-21.html 

青西

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2010/01/29

ハイチへの誇りと希望(ハイチ前首相 ミッシェル・ピエール・ルイ)

My Pride and Hope for Haiti(2010/1/25)
Michèle Pierre-Louis
Open Society Institute
http://www.soros.org/resources/articles_publications/articles/haiti-20100125

 ポルトープランス。まるで黙示録のようです。ハイチ政府の中心をなす、国立宮殿と省庁の建物は遺跡と化し、美しかった裁判所は崩壊しました。そしてどの建物も、どこまで行っても。
 地震から2週間が過ぎましたが、ポルト-プランスの住民は瓦礫の山の中で暮らしています。瓦礫の間にはいまだに死体が埋まっています。家が残っている者も、余震を恐れて道で眠っています。幸運な人はマットレスを持っているし、食料を持っていたら、外で調理しています。
 こうした通りのあちこちで、私は人々が祈りそして歌うのを耳にすることができます。そして人々が連帯する姿を。
 人々は怒っているのではなく、自分たちが何もなしに投げ出されていることに混乱しているです。多くを失った政府はトラウマ状態にあり、事務所が崩壊したことから、リーダーシップを提供できない状況です。
 膨大な国際支援が展開されつつありますが、まだ多くの人に届かずにいます。

 しかし私はポルトープランスに誇りが生まれつつあるのを感じます。自立への誇り。人々は、私たち自身が、私たちを掘り出さなくてはいけないんだと言います。文字通り・・・コミュニティ・リーダーは市民を組織し、安全を確保するために重要な役割を果たしつつあります。

 暴動のニュースは誇張されすぎています。ハイチでは、部分的にせよ、自分たちでどうにかできていることを証明しようとしているようです。もちろん援助は必要です。緊急援助と私たちの荒廃した国を前に進めるための計画が必要です。

 ハイチのための計画は、3段階に分けて進める必要があります。救助、復旧そして復興です。私たちは今、最初の段階の終わりにあります。まだ、国際的な援助により、最も必要としている人たちに食品、水、医療を提供する必要があります。

 第二段階のニーズも早急に対応していく必要があります。公共の情報システムを復旧し、人々に何をすべきで、何をするべきではないのかを伝えていく必要があります。例えば、どの水を飲むことは安全で、また建物の崩壊の危険から封鎖すべき道路はどれなのか、といったことをです。
 病気を避けるために、遺体を処理しなくてはなりません。また基本的なサービスを回復し、瓦礫を片付けなくてはなりません。
 同時に避難所の問題にも取り組まなくてはなりません。雨期がくる前に人々をテントに収容しなくてはなりません。私たちは避難所を設置できる場所を首都の外に見つけています。
 人々の移転が進めば、わずかにせよ、生計を支えるための方策が必要となります。ゴミ拾いに対して支払うと言ったような、現金収入のための労働プログラムが必要となります。
 巨大な岩盤カッターを船積みするかわりに、ハンマーで瓦礫を砕くハイチ人に給与を支払うために援助を利用することができます。

 第三段階は復興と開発です。過去の過ちを視野に入れて、新しく始める機会なのです。自分たちすら病に倒れそうな人たちからも含め、世界の隅々からのあふれ出る寛大さには驚かされています。しかし海外、そしてハイチのリーダーシップを結びつけることなしには、この援助も価値が下がってしまうことでしょう。
 地震の前に、首都は3百万の人口までふくれあがり、住民を支えきれない状況でした。ハイチは援助諸国とともに、市民が将来を夢見ることができるような、より公平な国への開発を視野に入れた長期の復興計画を検討しなくてはなりません。
 地域のコミュニティとともにドナーが果たすべき重要な役割は、人々の移転へのインセンティブとなるような雇用を提供することです。また成長のために隅々まで基本的インフラが必要です。ハイチの首都ではなく、他の港も必要です。また米国への近接を利用した製造業センターを設置することも必要です。

 私の家の廃墟を調べる中で、私は希望を持ちました。この国を以前のようにするのではなく、あるべき姿にこの国を作って行くべきだという思いを強くしています。(翻訳:青西靖夫)

Open Society InstituteもThe Fondation Connaissance et Liberté (FOKAL) とともに復興支援を行っており、その復興活動の代表にミッシェル・ピエール・ルイ氏は就任されたそうです。
http://www.soros.org/newsroom/news/haiti-crisis-20100115

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ハイチの前首相、ミッシェル・ピエール・ルイ氏へのインタビュー記事(翻訳)

 1993年に来日したこともある、ハイチ前首相へのインタビュー記事の翻訳です。


ハイチの前首相、ミッシェル・ピエール・ルイ氏へのインタビュー (2010/1/19)
Michèle Pierre-Louis : «Il faut qu'une entité commande»
フランス、フィガロ誌のサイトより
http://www.lefigaro.fr/international/2010/01/19/01003-20100119ARTFIG00329-michele-pierre-louis-il-faut-qu-une-entite-commande-.php
フィガロ-ハイチの国家の破綻の現状をどのように説明することができるのでしょうか?

ミッシェル・ピエール・ルイ
 今回の地震以前からの国家の脆弱さの問題があります。私が首相の時に4つのハリケーンがハイチを襲い、国の制度はがたがたになっていました。しかしその理由を問うならば、50年にわたる劣悪な統治と腐敗にさかのぼらなくてはなりません。農民の問題は解決されることもなく、またポルトープランスの周りには38ものスラム街が形成されています。不法に占拠された土地に詰め込まれるように住んでいる人々は非常に不安定な状態に置かれ、こうした人々に手がさしのべられることはなかったのである。

-米国は強い連帯の証を示していますが、ハイチがこうして信託統治下に置かれてしまうのではという懸念はありませんか?

 現実からみなくてはなりません。私も信託統治という言葉は他のハイチの人々と同じように好ましくは思いませんが、指揮していくなにがしかの実体が必要なのです。それはひとりでに生まれてくるわけではありません。
 再建は壮大な事業となるでしょう。もともと非常に従属した国であったわけですが、財務省も税務所も税関も存在しない中で、国庫にはもうお金は入ってこないわけです。6万5千人いた公務員にも支払うお金はありません。例えば国家の歳入の18%はガソリン税から入ってきたのです。
 米国は援助のために来ていますが、米国との歴史は本当に複雑なものです。私たちの独立から60年たって、やっと米国はハイチを承認したことを忘れることはできません。20世紀初頭にも占領があり、逆にアリスティド元大統領は2万5千の米国軍人とともに復権し・・・いずれにせよ、米国でなくともフランス、カナダの連合、あるいは欧州連合。

-国連は?
 私は国連にはその力はないと考えています。国連のハイチ・ミッションは地震で上層部を失ってしまいました。これは悲しいことですが、7千人の兵士は日々現場で活動しています。

-米国軍の展開は国内で受け入れられるのでしょうか?

 それは可能でしょう。外国人が下心を持ってやってくるのではなく、彼らは必要な手段を持っているからこそいるのです。そのことは理解されています。またハイチ人に相談しなければいけません。私は力の落ちている政党や市民組織ではなく、個人とです。多くの人がやる気を見せています。
 一方、右よりのグループもナショナリスト的な立場を取って、歴史を引き出して扇動してくるでしょう。あたかも自分たちだけでは解決できないかのように、外国の軍隊を前にしていつもさいなまれるのです。
 
-これまでのハイチへの援助が失敗してきたにも関わらず、今回は成功するのでしょうか?

 もう権力による揺さぶりはありません。1月12日を境に変わったのです。もう駄目だなどとは思いません。一部の政治権力者による支配はもう通用しません。危機によってもたらされた機会をつかみ取らなくてはなりません。2008のハリケーンの後は、それができず、狭量な政治家を封じ込めることができませんでした。今回、それができなければ、絶望的です。再建こそが優先課題なのです。

(翻訳:青西靖夫)
辞書を引きまくっていうるとはいえ、私のフランス語は10数年間使っていないので、怪しい点もあると思います。

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2010/01/20

アムネスティの声明(転載) ハイチ : 救援活動には人権の保護も伴うべき

アムネスティ・インターナショナルはハイチの状況に対して次のような声明を発表しています。

ハイチ : 救援活動には人権の保護も伴うべき

アムネスティ・インターナショナルは国連に対し、壊滅的な被害をもたらした12日の地震の被災者の人権と、特に弱い立場にある人びとを守るための対策を講じるよう勧告した。

アムネスティは、ハイチや世界各国で人命救助のための人道的活動やがれきの除去、そして基本的なサービスや崩壊した同国のインフラの再建のために尽力する国連と緊急支援や開発協力活動の従事者たちの迅速で勇気ある行動に対して敬意を表する。

加えて、震災の結果として孤児となった子どもたちの人権を尊重し、保護することにも特に留意する必要性を強調する。とりわけ少女たちは性的な虐待や暴力の対象となりやすい。

「無法地帯となったハイチの現状では、女性や子どもの脆弱さは増し、強かんや性的虐待のような犯罪が表面化せず罰せられることなく横行する危険性がある」とアムネスティ・インターナショナルのハイチ調査員へラルド・デュコは指摘する。「弱い立場にある人びとを性的な暴力から守ることは救助活動と同様に重要である」
(以下省略)
全文はこちら
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=743
2010年1月15日
AI Index: PRE01/007/2010
アムネスティ発表国際ニュース

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2010/01/14

緊急援助の動向他:ハイチでの大地震(1/17続報)

国際赤十字が約9億2,000万円の支援を要請
http://www.jrc.or.jp/press/l3/Vcms3_00001453.html

毎日新聞東京社会事業団
ハイチ地震救援金を受け付けます。毎日新聞社と毎日新聞社会事業団は、ハイチで発生したマグニチュード7.0の地震の被災者救援金を受け付けます。
http://www.mainichi.co.jp/shakaijigyo/

国境なき医師団
ハイチ地震被災地におけるMSF緊急チームの援助活動
http://www.msf.or.jp/news/2010/01/2227.php

-世界の医療団

ハイチ大地震 世界の医療団は緊急支援を開始します
http://www.mdm.or.jp/news/news_detail.php?id=330

-アーユス 仏教国際協力ネットワーク
ハイチ大地震救援募金のお願い
http://www.ayus.org/act/subpage/09/haiti_aid.html

ハイチ友の会 ハイチ大地震について
http://friendsofhaiti.home.mindspring.com/j_new/index.html 

ADRA Japan(アドラ・ジャパン) ハイチ地震被災者支援緊急募金開始
http://blog.canpan.info/adrajapan/category_4/

ワールド・ビジョン ハイチ大地震の募金受付開始
http://www.worldvision.jp/news/news_0415.html

財団法人 日本フォスター・プラン協会
ハイチ大地震 緊急・復興支援にご協力をお願いします!
http://www.plan-japan.org/topics/100113hait-eq/index.html

「ハイチの会セスラ」”「ハイチへ募金を」 横浜の市民団体”(朝日新聞)
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001001150005

イーココロ オンライン寄付サイト(複数団体)
http://www.ekokoro.jp/urgency/urg-6.html

その他海外
Open Society Institute Responds to Crisis in Haiti
http://www.soros.org/newsroom/news/haiti-crisis-20100115

CARITAS Haiti Earthquake Appeal
http://www.caritas.org/activities/emergencies/HaitiAppeal.html

http://blog.caritas.org/category/emergencies/haiti-quake/

クリントン財団Clinton Foundation
http://www.clintonfoundation.org/haitiearthquake/

Save the children
http://www.savethechildren.org/?WT.mc_id=1109_sp_logo
CARE
http://www.care.org/index.asp?
米国内の援助団体のリンク
http://www.sfgate.com/cgi-bin/blogs/abraham/detail?blogid=95&entry_id=55175

追記 17日 9:00 
CEDRAの情報(下に)

援助団体の情報などを紹介します。
ハイチにおける大地震被害に対する国際緊急援助(医療チーム・物資供与)
2009年01月16日
http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2009/100116.html

-1月14日付 日本政府の対応
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/1/0114_01.htmlハイチの地震被害に対する支援
1. 500万ドルを上限とする緊急無償資金協力。国連児童基金(UNICEF)、国連世界食糧計画(WFP)等の国際機関と協力して実施。
2.3000万円相当の緊急援助物資(テント等)の供与を行います。
3. 医療分野での支援等を念頭に、現地での調査と調整を目的として、四宮信隆ハイチ大使(ドミニカ共和国に駐在)を団長とし、外務省、防衛省及び国際協力機構(JICA)から成る緊急調査チームを派遣。
-1月14日付 JICA ハイチにおける地震被害に対する国際緊急援助(内容は上に同じ)http://www.jica.go.jp/information/jdrt/2009/100114.html


Aid deliveries face logistical nightmares
http://edition.cnn.com/2010/WORLD/americas/01/14/haiti.aid/
-船舶から援助物資を荷下ろしできない
-空港は援助のための飛行機で渋滞
-道路事情で空港から援助物資を搬出できない
-現在米軍が管制を行っている。

Haiti relief effort faces logistical nightmare
-援助活動の展開に必要な重機を動かすにも、道路ががれきに埋まっている。
-空港はとりあえず使えるようであるが、航空管制が機能していない。
(注:援助物資を積んだ飛行機は到着し続けている)
-ハイチの空港では再給油ができない。
-隣国のドミニカ共和国からの陸路の移動も道路状況などがはっきりしない。
-船舶でドミニカ共和国から移送するにも港湾設備の状況がわからない。
-援助要員が滞在できる状況にあるのかどうかも不明。
-携帯電話での通信ができない。衛星電話の到着が待たれる。
http://www.alertnet.org/db/an_art/55076/2010/00/14-160332-1.htm

ハイチでは政府機関も地震で崩壊し、国連事務所も崩壊し、多数の生き埋めの職員が出ている状況である。既に援助物資の到着の遅れに対して、道路を封鎖するという暴挙にでた人々すらいるという。

もう米国が暫定的に統治するしかないのではないかという声も出ている。¿Quién está gobernando a Haití? Nadie, dice la gente
http://lta.reuters.com/article/domesticNews/idLTASIE60D1NA20100114?sp=true


ロイター(日本語)ハイチ地震被災者に企業から援助申し出相次ぐ、数億円に
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-13344820100114?sp=true
ハイチ大地震:支援団体によるオンライン寄付の呼びかけが活発に
http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT201001140043.html

Caribbean Disaster Emergency Response Agency
HAITI EARTHQUAKE By CDEMA Saturday, 16 Jan, 2010


THE SITUATION:
Search and Rescue efforts are continuing but are reportedly hampered by inaccessibility to areas, lack of heavy duty equipment and limited fuel supplies. Communication on the ground remains very poor. All efforts are being made to restore communication as soon as possible.
ACCESSIBILITY:
Jamaica has offered the Norman Manley International Airport in Kingston as a staging area for the deployment of relief assistance to Haiti. The United States Federal Aviation Administration (FAA) has assumed responsibility for facilitating access by air. Entities proposing flights into Haiti are encouraged to make contact with the Director of Civil Aviation in Jamaica.
The airport in Haiti is open for daytime operations and at this time entry is restricted to military and humanitarian flights. No possibility of any over-flights due to very limited staffing.
There is no fuel available at Port au Prince Toussaint L'Ouverture International Airport (MPTT). Once (if) the ground stop is released, aircraft filed for MTPP should plan at least one hour of holding fuel and enough extra fuel to get to a secondary airport after departing MTPP without refueling.
The Port is currently non-operational.
Main urban roads in Port au Prince (including the airport road) are being cleared by MINUSTAH and the Brazilian battalion. The road from Jacmel to Port au Prince is passable for "all terrain" vehicles (i.e. 4WD).ツ The road from Santo Domingo to Port au Prince is becoming congested as much cargo is already moving.

7.0 HAITI EARTHQUAKE UPDATE #4 Jamaica is staging area for flights into Haiti (As at 9.00 PM, January 14, 2010)より抜粋
Hospitals and health facilities have been severely affected. Immediate health priorities include: treatment of people with major trauma injuries; preventing the infection of wounds; provision of clean water; sanitation; and ensuring breast-feeding is continued.

Communication options remain limited.

Accessibility
Only military and humanitarian flights are being allowed into Haiti at this time. The United States Federal Aviation Administration (FAA) is responsible for facilitating access by air.

Jamaica has offered the airport in Kingston as a staging area into Haiti. Entities proposing flights into Haiti are encouraged to make contact with the Director of Civil Aviation in Jamaica.

Both sea ports in Haiti have been damaged. There have been reports of extensive damage to roads.
http://www.cdera.org/cunews/sitrep/haiti/article_2431.php

以下 14日掲載分
Googleのニュースサイトでみると、国内でも続々と報道が続いているようです。
 ハイチの首相は死者は10万人にも達するのではないかと述べているとのこと。
国連の建物も崩壊し、多数の職員が生き埋めになっている。
 現地の道路や首都の政府機関なども地震で被害を受けているため、援助活動にも困難が予想される。
 日本赤十字社は職員を派遣するとともに、2千万円の支援を決定。さらに救援金を呼びかけている。 http://www.jrc.or.jp/
 14日5時半の時点では日本政府の対応は発表されていない。
 
 青西 

 以下 13日掲載分
ハイチでM7.0の強い地震=建物倒壊、多数の死傷者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000030-jij-int
1月13日7時23分配信 時事通信
 【サンパウロ時事】米地質調査所によると、カリブ海のハイチで12日午後4時53分(日本時間13日午前6時53分)、マグニチュード(M)7.0の強い地震が起きた。さらにM5.9とM5.5の余震も相次いで発生した。
 現地からの報道では、ハイチの首都ポルトープランスのほか隣接するペチョンビルでも病院が崩壊するなど被害が大きく、多数の死傷者が出ているもようだ。
 AFP通信は、地震による揺れが1分以上続き、3階建てのビルが倒壊したと伝えた。パニック状態の市民が屋外に逃げ出したほか、崩壊現場では被災者の救出活動も行われているという。大統領宮殿も倒壊したとの情報がある。
 ロイター通信によれば、ポルトープランスでは地上の固定電話、携帯電話ともにつながらなくなっている。
 太平洋津波警報センターは、キューバやドミニカ共和国など近隣の広い地域に一時、津波警報を発出したが、その後解除した。日本の気象庁によると、この地震による日本への津波の影響はない。 

Yahoo News Haiti
http://news.yahoo.com/
http://news.yahoo.com/topics/haiti
(写真も見ることができる)
CNN http://www.cnn.com/

BBC-MUNDO Terremoto de 7,0 grados en Haití
http://www.bbc.co.uk/mundo/internacional/2010/01/100112_2231_terremoto_haiti_irm.shtml


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2008/09/11

ハイチにおけるハリケーン被害について

 最近、ハイチの状況については全く追えていないので、いくつかリンクのみ紹介

1)08/9/10 外務省:ハイチ共和国におけるハリケーン・ハンナ及びアイク被害に対する緊急援助について
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h20/9/1183267_915.html
2) 08/9/10  JICA:ハイチ共和国におけるハリケーン「ハンナ」及び「アイク」被害に対する国際緊急援助について
 http://www.jica.go.jp/activities/jdrt/2008/080910.html
3) 08/9/10  Democracy Now!: Haiti Struggles with Humanitarian Disaster in Aftermath of Deadly Storms
 http://www.democracynow.org/2008/9/10/haiti_struggles_with_humanitarian_disaster_in 
4)08/9/06 Partners In Health: "I have never seen anything as painful":Paul Farmer writes from flood ravaged Haiti
  http://www.pih.org/inforesources/news/PEF_hurricane_letter.html
5)08/9/10  Concern Worldwide:Haitian relief intensifies
  http://www.concern.net/news-and-features/world-news/a1000297/Haitian-relief-intensifies.html
6)08/9/08 Oxfam GB: Hurricanes in Haiti
  http://www.oxfam.org.uk/oxfam_in_action/emergencies/hurricanes_haiti08.html
7)08/9/09 :American Red Cross: Red Cross Witness to Destruction in Haiti,Back-to-back storms take a heavy toll on island nation
  http://www.redcross.org/article/0,1072,0_312_8147,00.html
8)08/9/09 :世界の医療団:ハリケーン「グスタフ」「ハンナ」による被害者への緊急支援 
  http://www.mdm.or.jp/news/news_detail.php?id=231

*ちなみに9月5日に正式にハイチ新首相に就任したミッシェル・ピエール・ルイ氏は、1993年に市民団体の招きで来日しています。

 開発と権利のための行動センター
 青西

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2004/09/28

ハイチ ハリケーン関連

 ハイチ関連の情報 (概要)

 
1)ハリケーンによる洪水等の死者は2000人以上にのぼるものと推定されています。

この背景に関して、過去の森林伐採等も指摘されていますが、ハイチの国家としての脆弱さが、自然災害への対応の弱さを生み出しているように思えます。 
 
2)しかし行政当局の欠如、武装集団の強奪、洪水後の混乱などで、緊急食糧などの配布などにも大きな障害。現在ハイチに展開している国連軍すら、食糧配布に関わる秩序維持を行えていないような状況とのこと。
 

上記1,2に関しては以下のものなど
 
 http://www.haitiglobe.com/
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/3694816.stm
http://www.haiti-info.com/article.php3?id_article=2596
 http://www.cnn.com/2004/WEATHER/09/24/haiti.jeanne.ap/index.html
http://edition.cnn.com/2004/WEATHER/09/26/haiti.jeanne.ap/index.html


3)日本国内で民間の緊急援助等は特に行われているようではありません。
  インターネット上で検索する限り、把握できていません。 (9/28 21時現在)
下記二団体で現地情報の報告有り
ハイチ友の会 http://friendsofhaiti.home.mindspring.com/
  ハイチ里親運動 http://www1.bbiq.jp/haiti/

  JICAが約1260万円の緊急援助物資を供与
  http://www.jica.go.jp/activities/jdrt/040924_2.html
 
 
 4)国際的な民間団体では
 
   CARE と OXFAMが動いているようです。
 http://www.oxfamamerica.org/newsandpublications/press_releases/
press_release.2004-09-22.2482691916
 
 http://www.careusa.org/newsroom/pressreleases/2004/sep/09232004_
haitifloodappealpr.asp

 ちなみにCAREは今後3ヶ月で300万ドルを投入するそうです。
 

● 日本の小規模な民間組織で何ができるのか、真剣に考えなくてはならないと思います。
 資金力のない、日本の団体が有効に機能できるレベルではないように思えますが、現状の問題として、

 ① 日本からの支援の弱さ、情報の不足
 ② JICA・外務省の関心の低さ

 が上げられるかと思います。

 日本国内の民間団体が動いていく可能性としては、対象地域を絞った活動を行っている団体の、継続的な関係性を基盤に支援していくこと、長期的にハイチ国家の強化につながる支援をしていくことが重要ではないかと思います。
 

テーマは少し変わりますが、8月に過去の人権侵害事件の首謀者が、拙速な裁判で無実とされ釈放されています。
(この裁判の背景として http://homepage3.nifty.com/CADE/LA/Latin%20America.htm参照)
  アムネスティ・インターナショナルは、この対応を強く非難。
 http://web.amnesty.org/library/Index/ENGAMR360532004?open&of=ENG-HTI
 

 ハイチ社会の民主化への真摯な取り組みが必要とされています。


6)おまけ 

*こんなイベントがあります。
 ハイチ独立200周年記念 HFW 講演会  2004年11月3日(水・祝)
 http://www.hungerfree.net/event041103.html

 青西

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